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| 2025年10月08日(水) ■ |
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| どうでもいいさ |
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書籍「川のある街」 (江國香織著・朝日新聞出版刊・229頁)から。 場面紹介できないが、リズムのあるフレーズだった。 「『さっきは大発見だと思ったんだけど、そうだね、 確かにどうでもいいね』と同意したりっちゃんも笑い出し、 『どうでもいいわよ』『どうでもいいね』 『どうでもいいでしょ』『うん、どうでもいい』と、 二人は何度でも言って笑い合っている』」 このかけ合いみたいな会話が、面白かった。 普通は「どうでもいいね」「そうね、どうでもいいわ」 で終わる会話が、少しずつ、変化している。 そのリズム気に入った。 私の病気による失敗も、どうでもいいね、 どうでもいいわよ、どうでもいいでしょ、 うん、どうでもいい、ことに違いない。 周りの人は、そんなことは気にかけていない。 どうでもいいことだから。
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