天使のながばなし
maki



 

そういえば、おととい「愛・地球博」の
カウントダウンイベントに出演した。
場所は栄のオアシス21。
出来たころから、ここで歌ったら気持ちよさそうって言ってたけど
本当に歌うことになった。

むかしのあたしのジンクスは「何はなくとも本番はうまくいく」だった。
どんなに緊張してたり、調子が悪くても本番はなぜか、
わ〜っと気持ちよく歌えたりした。
今考えると本当にそうだったかは定かじゃないな。

おとといもそうだったけど、本番となると気合いが入ってしまう。
いつもの自分と違ってしまって、
それ以上の私になって歌おうとしてしまって。
そうすると絶対上手くいかないんだよね。
わかってるのにやっちゃうんだよね。
そこらへん捨てられると自然な私の歌が歌えるようになるんだろうな。
歌以外にも言えることだと思う。
歌なんてその人の全部を映しだすようなもんだから、
神経質なひとは神経質な歌だし、怠け者は怠け者の歌。
その人の本当の姿を映してしまう、鏡みたいなもの。
こわいからきっとカッコつけちゃうんだろう。
弱いところをさらけだせないから。出し切れないから。

以前、私の中では、
詩を書くこと・作詞をすること・歌うことが懸け離れていた。
最近やっと近づきつつある気がしてる。
詩にも、歌にも肩の力の抜けたナチュラルな私が映しだせるように。
一生かけて出来るかなあ。







2003年09月25日(木)
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