よりぬき音盤。

2004年02月24日(火) ジェイムス・イハ。すげえいいじゃない。

 アルバム中もっともポップで柔らかく・バウンシーな楽曲が曲名「ジェラシー」とか、そのへんのセンスに悶絶。店BGMのヘヴィーローテーションにしようと思うが何故今更ジェイムス・イハなのか?と社員に説明するのも面倒くさいので、ゲリラ的に流そう。
 そういえばスマッシング・パンプキンズの解散劇の真相は…、と今更になってビリー・コーガンがゲロってやがってた。あいかわらず大人げない(笑)。ソロ作楽しみに待ってます。

 かたおか店長は次の就職先の面談をかたっぱしから受けてる模様。しかもそれら就職の斡旋をしてもらってるのが常連のお客さんという事実。
 「いやあ、ひとの優しさに触れるっていいもんだよ。給与もここ(コンビニ)の倍だしねえ」
 優しさなのか??訊いてみると職種はNTTの営業とか、今やってることと全然ちがうことである。オイラだったらそういうコネクションはつけたくない。おそろしい。
 「まあ人生ノるかソるかだし、いざとなったら逃げを打てばいいし。東京は狭そうでいて(潜伏するには)深いところだからいいんじゃないですか。やってみれば」
 とエール(?)を送る。辞める人間は本当に気楽だ。

 クッキーシーンVol.5〜8(に限定)は面白い。特集にあるライター=ジャーナリストのあり方とは?な座談会と読者の反響。ロキオンやスヌーザーあたりから音楽雑誌全般に至る批判とか、かなり熱い。まあ考えるまでもなく、この国の音楽業界には真のジャーナリズムや批評というものは存在しないのだなという再確認。批評がないから文化として定着しない。定着しないからただのファッション。ファッションだから若者相手の消費(浪費)アイテム。金と話題になればいい、みたいな。
 まあ今現在(2004年2月)ロキオンもスヌーザーもクッキーシーンも米国も軒並みつまらない(らしい。読んでないから分からんが)。オンタイムの情報ならネット(輸入盤屋の視聴とか)で充分。今やbounceすら読まない。雑誌を読むことがあるとしたら今回みたいに誰も手をつけぬ古雑誌を見つけだして後ろ向き(回想)態度の暇つぶし。BUZZのパンク特集(2001/5)号はクロスビートパンク特集(2000/5)号への当てつけなんやろなあ、とか。雑誌の持つ1,2ヶ月単位の射程でなく、数年またがる視点というか。そうして見ると駄文・ガチャ文・勘違い・記憶違いの記事がはなはだしい。真のプロのジャーナリストは音楽業界にはいない、ということで結論づけてもいいですか。よってお金払う必要もなし。CDやレコードにお金を使おうぜ。

 いよいよ本格的に風邪の兆候。のどがいがらっぽい。昼は温野菜のクリームスープ(コンビニ商品)とカップ焼きそばという健康なのかどうなのかよく分からぬ食事を摂って午後は睡眠。深夜にCDを焼いてる間に手持ちぶさたになり、しかも炊飯器のスウィッチを入れ忘れて腹をすかせるハメに。


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