えぬえちけーの『その時歴史が動いた』、今日は奥州藤原氏VS源氏だったんですよ！！
もう１０時前にはテレビの前に正座の勢いで！！

奥州藤原氏好きすぎる、私（笑）

もう、藤原経清と安倍貞任からはじまる奥州の歴史全て、たまりませんよ…！！
経清さんと貞任さんから始まって、清衡さんに繋がって、御館と泰衡さんで結実するのよ！！

…でもやっぱり、今回の放映では泰衡さんは『頼朝の圧力に負けて奥州藤原氏滅亡のきっかけを作ったダメ当主』な扱いだった…orz

…違うと思うんだけどなあ、泰衡さん…。
いや、私は思い入れが強すぎるのでそう思いたいんだろうなっていうのは自覚もあるのですけど。

泰衡蓮は綺麗だからさー…最後にあれ持ってこられて、思わずぼろぼろ泣いちゃったよ。清らかすぎて。
当主としての才覚云々は、まあ一旦置いておいて。
前にもどっかで書いたか言ったかした気がするんですけど、少なくとも愛されてはいたと思うんです、よね。
だってあんな綺麗な花を捧げられる人なんだもん。世間の扱いは鎌倉とその背後の朝廷に背いた反逆者で、そのまま朽ちるに任せておいても不思議じゃないのに。
ちゃんと首を取り戻して、清めて中尊寺に、代々の菩提寺にちゃんと葬って、極楽で生まれ変われますように、って蓮の花を捧げられた人だもの。
ちくしょうあいつのせいで奥州藤原氏が、って、まあ思われてた部分もあると思うけど、憎しみだけ負って死んでいった人に、そこまでしないと思うんだ。

焔は今も平泉に揺らめいてるのかなあ。
もう遠い、ずっと遠い過去に灯った焔だけど。
小さくても、かすかでも。
今も彼の地に静かに燃えていればいい。誇りという、彼らの焔が。