2003年11月25日(火) 本当の事は何もわからないで終わる
家の玄関を開けたときまで、私は泣いていた。いつものように、理由無く。 しかし母が「お帰り〜」と迎えてくれたので、涙を拭った。・・・変に家族を心配させるのは良くないから。 それはいい子ぶった結果じゃなくて、ただ家族が気を使うような所作をするのがうざいから。
で、その後寝る前に、母が話し掛けてきた。 「この頃落ち着いているね」と。 「それは私が心配するから、気を使ってくれているの?」と。 当たり前。・・・当然です。 私は私のために、私が電車でダラダラ泣いて、夜中ヒーヒー言いながら泣きじゃくって、授業中手首を傷つけているような、脳みそがぶっ壊れている人間だということを、親には内緒にしているだけ。 でも結局、それは私のために成っていないような気もするけど。
そうね。 私がはじめて急性薬物中毒で運ばれた時の如く。 私は何の前触れも無く、私は死ぬような気がしてならない。
後で何を言われるかなんて想像もできないけど、結局私が急性薬物中毒で運ばれた後のように、私がおかしいと言う事実はタブー視され、闇に紛れるだけだろうとは思う。 まるで不慮の事故・・・交通事故死で亡くなったように。それは他の死者と同じように。 そしてまさしく、『真実はいつも見えない』ということね。
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