永久という名の瞬間
2004年01月22日(木) ドミノ理論

 些細な些細なつまずきが、どうしてこんなに辛いんだろう。

 私はただ適当にやって提出すればいいだけのレポートを出さないがために、この半年間遅刻せず、皆勤した授業を落とします。・・・しかも2つ。
 ノートもまとめて、一ヶ月前から準備をしていたのに、とうとう書けませんでした。ただの馬鹿です。
 去年まで、あんなにこだわっていた「フル単」を、放棄します。
 泣きながら通ったこの半年を全て無駄にするのも、ちょっと辛いな。

 2日や3日の徹夜でも、成績の為だったらやってのけた、あの固執は何処にいったんだろう・・・ もはや、私は努力する方法を忘れました。 
 怠け癖が身体に染みついていて、心を奮い立たせようとしても頭が働かないし、身体が動かない。

 集中する方法も忘れました。
 頭にめぐるのは、「このレポートが出来ないなら、死んでしまいたい」という、とてつもなく短絡的な考え。
 もう、お願いだから、そんなあほな考えは頭から消えてよ。
 なんでこの頭は、飛び降りる事ばかり考えるの?? 自分の脳みそに、怒りがこみ上げてくる。
 なんで授業の復習に夢中になれないの!

 本当に恐ろしいことは、この些細な綻びで私の頭が麻痺してしまい、他に何も手がつかなくなること。
 私にはまだ、やることがいっぱい残っているのに。
 ドミノみたいにぱたぱたと全てが倒れていく気がする。
 どこかで止めなくちゃ。どこかで止めなくちゃ・・・

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photo by 東雲