永久という名の瞬間
2004年01月25日(日) 夢の中の経験

 気分が最悪になる夢をみた。
 夢というか、夢と現実の間でうつらうつらしている間、感情だけが突っ走っていく感覚。
 その中で私は、どうしようもなく恐ろしい倦怠感に冒されていた。

 その夢のストーリーは漠然とした内容だったんだけど、あえて書けば。
 夢の私が自殺するんだけど、死んだ後の世界は肉体がただ無くなっただけで。だから魂の私は生前私が抱いた胸のつかえを相変わらず持っていて、しかもそれが余計に重くなって、まさに地獄絵巻だった。・・・だってその状態には、もはや永遠に救われる希望がないんだもの。

 だから目が覚めたとき、私は今まで知っていた苦しみ以上のものを、知ったような気がした。
 たかが夢なのに・・・苦笑です。

 希望は人を滅ぼすというけれど。 希望が無くちゃ、生きることができないのかも、と思った体験でした。

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photo by 東雲