永久という名の瞬間
2004年01月24日(土) ただ、逃げたいだけ。

 正体不明のこの苦しさから逃げる為だったら、何だってしたい。
・・・何だってしたかったから、病院に足を運んだし、カウンセリングも受けた。
 薬だって用法用量を守って、ちゃんと飲んだし。
 オカしい方にベクトルがいった場合、自傷だって、嘔吐だってやってしまったんだ。

 それなのに。
 私は一度たりとも、逃げ出せたことはなかった。

 今のところ、この事実をどう受け止めていいのかわからない。
 ひどく絶望的な気分になるけれど、自分は少しずつおかしくなりながらも耐えていくような気がするのも本音。

 苦しさは、人生を色付ける華なのか?
 でも私は、本当は耐えたくなんてない。
 逃げられるものなら、逃げたい。そんなことは甘えだってわかっているけれど、不可能に近いって知っているけれど、諦めきれない。

 ま、いいや。
 願い事なんて、叶えられないのが普通だから。
 これからも、耐えて耐えて我慢して生きなきゃいけない事実だけを受け止めればいい。
 
 まったく。
 未来には、夢も希望もありはしない。

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photo by 東雲