永久という名の瞬間
2004年05月11日(火) 不思議なこと 3つ

 ちいさいとき、なぜ人間は浮くことができないのか不思議だった。
 たった数センチ地面から離れることができないなんて。不思議。


 こんなに近くにいて、肌が触れるほどなのに、相手の気持ちが伝わってこないなんて不思議だった。
 この心は全て読まれそうで、いつも怖かったのに。不思議。


時々… アイシャドウを顔中に塗りたくりたくなる。
 できればとっぴな色を。青とか、緑とか、グレーとか。
どうしてそんな気持ちになるのだろう?
 クリームの上を指を滑らせ、そのまま光る指先を見る。
 鏡を見ながら、ほお骨の一番高い場所を指でなぞり、その意味のない行動に、時々笑ってみる。

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photo by 東雲