2008年01月28日(月) 嬉しいですね。

「なんでか知らんの?」

「え?いや、知らないっすよ。
 なんか社会の授業中に電話をかけてくれて、
 僕に取材をしてほしい&出演してほしい。
 って話は聞きましたけど。」

「でもアンタ知らんのに受けたん?」

「いや、なんていうか判断基準はですね。
 やはり「必要とされている」事に対する感謝ですよ。
 どういう形であれば取材してほしい。
 私達の文化祭に参加してほしいっていうのは、
 こういう立場としてでなくても、
 僕個人でも嬉しいですよ」

「まぁそれはそうやろうけど」

「で、なんでか聞いたんですか?」

「うん」

「そうですか」

「つまりは、、、
 キミは他とは違ったんやって。」

「ほう・・・どういうことでしょ」

「まぁ小学校やから色んな人が取材に来るよね?
 あそこは国にも表彰されてるくらいやから、
 民放もくれば雑誌もくればラジオもくれば記者もくる。」

「まぁそうでしょうね」

「でも、キミの取材の仕方っていうのは、
 なんというかこれまでにないスタイルやったんやって」

「ほう・・・」

「それがすごく良かったから、また取材してほしいっていう
 気持ちになって、それを先生が聞いて、
 この前ポルコ君に電話したってこと。」

「嬉しいですね」

「小学生に嘘はつけないからね。
 ポルコ君が良い取材をしたからじゃないかな」

先輩に褒められるのも嬉しいもんだな。やっぱりうん。
コレは褒められてると捉えてええと思うし。

こんな田舎の番組おもしろくないって、
社会にはそう思われているかもしれない。

それは実際僕もそう思っていたからそう思うのだ。

だけど、一枚一枚渡す名刺を丁寧に渡すとか、
電話がかかってきた時に可能な限り丁寧に話すとか、
取材に協力していただいたところには誠心誠意大切にするとか。

そういう積み重ねがこういう結果というか
一つの果実になったのかなと思うと、

ちょっと報われた感がやっぱあるんです。

「次もアンタに取材してほしい」

そう思われることをモットーにしていますから。
会社じゃない、俺にご用命ほしいんだ。

他と違うことが嬉しかった一つの要因でもある。
だけど、他と違うことがすごいことではない。
「あなたにきてほしい」と思われたことが大切なのだよ。

最高っす。仕事、最高っす。


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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