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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2001年09月28日(金)
未知なる力はどこにいく…


 友人から「阪神の戦力外通告リストを見て厳しいなあと思った」といった内容のメールを受信した。
 ああ、今年もまたそんな時期がやってきたのか。ややも気が重くなる。戦力外になった選手を何人か教えてもらった。仕方ないなと思える選手もいれば、「うそ、まだまだこれからやのに」と驚愕してしまう選手名もあった。
 「自分で取った選手くらい責任もって育てろや!」というのは容易い。でも、それが本当に首脳陣の無責任によるものかどうかを判断するための情報は一ファンでしかない私にはない。助っ人外国人にしろ、こうもとっかえひっかえの補強をされたら、前述のようにぼやきたくもなる。
 プロで大成する選手が限られている。それはいうまでもない。でも、大成できなかった選手にもそれなりにチャンスがあたえ、最善を尽くして育成し、選手も納得してその事実を受け止めるのなら誰も何も言わない。でも、そうでないのなら、どんなすばらしい補強をしたって、金を積んだって一緒だと思う。
 今年も志半ばで、若い選手が球界を去るだろう。山村や北川のような選手はごく希だ。
 なんという制度か忘れたが、数年たっても一軍にあがれない選手は自動的に自由契約出来る制度がアメリカにはあるらしい。野球の発展のために選手を有効的に使うためのものだ。毎年この時期になると、日本には是非この制度を、と切実に思うのだ。