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2001年10月29日(月) ■ |
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こんな取材がしたい |
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私には到底縁がないものなのだが、「取材」というものがしてみたいと思う。もちろん野球関連のだ。それも、インタビュー方式のものではなく、ある人物やチームをマークして年単位で追いかけるものがいい。 今日、ふと思いついた。
高校野球の審判の取材がしたい。
高校野球の審判。これほど闇にかくされた世界はない。あまり表に出ないが、審判の判定に不信感を募らせている指導者やファンは少なくない。 が、今回はそんな問題はさておき、にする。
私の知人に高校野球の監督さんがいる。その方の教え子が、今年(だと思う)から、地元の高校野球の審判をしているのだ。 審判は年々高年齢化し、人手も不足している。そこに高校を卒業したばかりの若い子が入ってきた。地元の新聞でもちょっとして注目を浴びた。 私は審判員としての彼を1年程度見せてもらって、取材という形で話を聞いてみたい。審判の新人はサード塁審から始めるのだという。審判で注目されるのは、主に主審だ。だから、私はサード塁審にどういう役割があり、なんで新人がやるポジションなのかをよく知らない。「簡単だから」とも言われた。でも、何故簡単なのかもわからない(打球が飛ばないから??) そういう無知を強みに彼を見て、サード塁審から見た野球、審判の大変さをリアルタイムで感じて、それを文章にしたら面白いかなあと思う。 また以前、「取材はいかに相手の話したいと思うことを話してもらうかだ」と聞いたことがある。私にそんな腕があるかどうかは別として、彼の話してくれたことで内容を動かす余裕を持たらいいなと思う。物を書くには起承転結等、大体どういうことを書くのかが頭浮かんでいる。しかし、人を相手にすると間違いなく思い通りにはいかない。そこで必要なので、余裕だと思う。
今まで何故目につかなかったんだろう、高校野球審判。私は不信派だが、それを覆ような奥深さと裏話も期待したい。ああ、どなたか取材ってどうしたらいいのか、教えてください!
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