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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年12月24日(土)
クリスマスイブの思い出


 お休み。ぼけーっとテレビを見ていると、ブラウン管に向こうから、いくつもの「メリークリスマス」の声を聞いた。今日は、クリスマスではなく、イブではないのか?大晦日に「明けましておめでとう」と言っているのと感覚が一緒のような気がするのだけど…。

 それはともかく。
 午後から、ともきちに誘われて、ケーキ(ワッフル)を食べた。クリスマスだしね。イブであろうが何であろうが、心と体そして投げやりなトークに終始する。私とともきちの共通点はそう多くはない。でも、お互いがお互いの思うことを話し、聞くことができることが楽しいと思う。本来ならここで書くべきことも、最近はともきちに話して終わってしまうことが多い(すみません)。

 6時半に用事があるからとともきちが言うので、6時過ぎに解散。帰り、意味もなくスーパーの地下でケーキやチキン(高い!)を見て歩く自分が情けない。イブはなんか物寂しい。家に帰るものも、人だかりの店にいるのも、カップルがいちゃつく町中を歩くのもイヤ。かと言って、一日家に引きこもるのもむなしい。それは、自分が恋人や友人と過ごしていても消えない感情だと思う。なんでか、イブの夜は物寂しい。キリスト教徒でないからかもしれない。

 子供のころは、クリスマスはただ楽しいだけの存在だった。24日には、父親にクリスマスツリーを出してもらって、飾りつけして、家族で私と姉が主催するクリスマスパーティーをやっていた。何日か前から姉と「あれがしたい」「これもしたい」と話しあったり、大きな紙にプログラムを書き込んだり、小道具を準備する。それも楽しみのうちだった。

 ある年のクリスマスパーティー。私は一つのゲームを考えた。それは、あるもののイラストの一部だけを描いておき、ヒントを元にそれが何かを答えてもらうもの。父や母はすぐにわかってしまったのだけど、祖母が度肝を抜く迷回答を書いてよこした。祖母に出した問題の答えがちょうちょ。羽だけを描いていた。帰ってきた紙には、「江川」とあった。そう。あの江川だ。どうやら、祖母は私が書いた羽を江川の耳だと思ったようだ。確かに耳に特徴のある選手だけど、江川って…。祖母は巨人ファンで、ナイター中継を熱心に見ていたことを思い出した。