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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2006年01月30日(月)
東横インショック


 恥ずかしい話なのですが、ようやく「新聞を読める大人になろう」と決意しました。最初は隅から隅までアホの一つ覚えのように読んで(日刊読破に4時間半かかりました…)いましたが、さすがにそこまでしたら新聞嫌いになるのではないかと、大きな出来事以外は見出しや概要で事実を確認する程度で済ませています。

 新聞を読もうキャンペーンを初めて数日、気づいたことが、世の中にいかに「嘘」が多いかということです。誌面には、あちらにも、こちらにも、言葉をかえ、形を変え、嘘が踊っています。私は株をやっていませんが、ライブドアの粉飾決算はショックでした。(と同時に、もしライブドアがどこかの球団を持っていたら、今頃どうなっていただろうと考えました)

 ですが、私の中で一番近いショックは、やはり先日の東横イン不正改造事件(監査をパスしてから、障害者用の部屋や駐車場を不正に改造して、宿泊部屋を増やしたり、ギャラリーを作るなどしていた)です。私、東横イン大好きでした。リーズナブルだったし、駅から近い場所にあったし、清潔感があり、女性の一人宿泊がちっとも苦にならなかったからです。サービスもかなり充実していました。1度ここに泊まると、もう他のホテルには行けなくなってしまいました。ここ2,3年の野球旅では、東横インにばかり泊まっていました。

 サービスには、メリットとデメリットがあります。ですが、東横インでは「この値段だし、しょうがないな」と思うようなことはありませんでした。なんでこんな充実したホテルが出来るのだろう、人件費抑えているのかな?物品の流通ルートに何か工夫してるのかな?私の乏しい経済知識であれこれ考えたのですが、その謎が解けることはありませんでした。欠点がないなんて、なんか気持ち悪いなあ。でも、いっか。そう思っていました。

 そんな矢先に発覚した不正改造。デメリットは、私の気づかないところにありました。個人的には、不正改造なんてすぐわかる嘘をつく前に、ここまでのホテルの作り上げた頭脳でもう少し違う方法を考えられなかったのかと思いますが、私は障害者ではないし、車にも乗りません。だから、気づきませんでした。知らないという名の思いやりのなさに、嗚呼。