paranoia kiss
    


結局また物分りのいい女を演じるハメになる。
遅い仕事を待って、電話を待って。
待つ女にはなりたくなかったのに。

電話をしても疲れてるからとか。

安心感から、あたしをそういう風に
扱ってもいいんだろうと思ってる。

あの人には何を言ってもダメみたい。

そんな些細なことから、
気持ちなんて離れていくのに。
あの人はまだ気づいてない。

「いいよー。明日も仕事なんやろー。
疲れてるんちゃうん?」

そんな言葉なんて本心じゃない。
疲れてるならあたしの話を聞く余裕も無いだろうし。
恋をするたびに、妥協が増えていく。
結婚なんて妥協の積み重ねやね。

忙しい、忙しい、であたしのことなんか忘れていくんだろう。
所詮男なんてそんなもん。
真剣に向き合うことを諦めた。
いい加減にしか扱ってくれない人には
いい加減にしか接しない。
やっぱり昔の結論に戻った。
あたしは1人が合ってると思う。

2002年09月28日(土)



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