paranoia kiss
    

彼は本当に異性に好かれる
外見と内面を持ち合わせていた。

ひょんなことから2人だけで飲みにいくことに。
カラオケに行ったり、居酒屋で恋愛話に花を咲かせる。

ゴスペラーズが似合う季節になった。
ふと耳に入ってくると、
なんとはなしに、彼を思い出す。

彼女に贈ったペアリングの話を
嬉しそうにする。
その向かいに座ったあたしは、
うんうん。と話をする。

ホントニ オイシソウニ オサケヲ ノムヒト。

あたしにも、同じ経験があるんだよー。とかって、
茶化しながら。

もう二人で飲みに行くのも最後だね。
年下の彼と彼女の邪魔するほど、ヤボじゃないよ。

今頃、どうしてるんだろう。
変わらずに元気でいてくれるとそれでいい。


2006年10月31日(火)



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