paranoia kiss
    

夕焼けと朝焼けは似ている。
でも、朝焼けの方が好きだった。

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君が遅く帰ってくるとわかったから、
僕は出勤していた頃と同じ時間に
お風呂に入った。

そして、夜の街はまだ準備をしている頃に
布団にもぐりこんだ。
たまにはいい、そんな日も。

すぐに寝付けるわけもなく、
色々と思い出すうちに眠ってしまっていた。

何本かの夢を見て、
非常に会いたい人に夢で会った。
夢に出てくるほど会いたいのか。

年賀状を書いてみよう。
宛先不明で帰ってこないことを祈る。

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新聞を見ていてもこの季節になると
ブルーの小箱の広告が。
毎日夕刊を見るのもうんざりする。

あれだけ欲しいと思った時期もあったのに。
電車や友達の誰かとかぶるんだよな。
それが嫌で嫌で。
今でもショップは男の人で混みあうんだろうか。

お客さんみんなに同じ物を欲しいと言っておいて、
1つだけ残して、あとは質屋行き。
そんな時代もありました。


2006年12月09日(土)



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