2025年05月06日(火) |
高級車で事故る馬鹿 |
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京都の千本通で逆走したポルシェ・マカンが市バスに正面衝突するという事故が起きた。新聞やニュースの見出しは「ポルシェが市バスに衝突」だった。マスコミの方はどうしてポルシェの場合だけメーカー名を報道するのだろうか。横須賀で8台に次々とぶつけて暴走した飲酒運転のクルマがベンツだったというのは報道されてなかったと思うし、広末涼子が事故を起こしたときに乗っていたクルマがテスラ(モデルM)であったことも報道されてなかったような気がする。池袋暴走事故の飯塚元院長が乗っていたクルマがプリウスであったことが報道されないのはきっとトヨタに忖度してるのだろう。
高級車に乗るだけのゼニがあっても、それを安全運転するようなモラルや技術が備わっているとは限らない。オレは国産のチープなクルマしか乗らないが、安全運転する技術は高いレベルで保持しているという自負がある。しかしオレは高級車は買わない。クルマを買うのに1000万円使うくらいなら、300万円のクルマを買ってあとの700万円は投資に回したい。そうすれば年間のガソリン代や車検代くらいは確実に稼げるだろう。無理して1000万円クルマに使う馬鹿が、その維持費に苦しむのを見るとホンマに馬鹿だなと思うのである。
飲酒運転で重大事故を起こすような馬鹿は走る凶器であり無差別殺人者である。そういう人間は必ず実刑判決を与えて二度と公道に出てこないようにしてもらいたいのである。横須賀の暴走事故のドライバーには懲役20年くらいは科してもらいたい。
ただその高級車に利点があるとしたらそれはドライバーの安全が守られているということである。大量の人をはねてもぶつけても本人は無事である。池袋暴走事故の飯山も、事故直後に自分の携帯から息子に電話を掛けている。それだけの暴走をしているのに本人にはほとんどダメージがないのだ。これがもしも軽自動車なら暴走した方も死亡していたかも知れないのである。高級外車のメリットはそんなところである。
長野県で堤防道路を時速130キロで暴走していて道路から外れ、乗員4人が激突して死亡するという事故も最近あった。このクルマは確かBMWだったと思う。そんな高速で狭い道をすっ飛ばすことの危険さについてどうして理解しなかったのだろうか。4人は自動車整備の専門学校に通う仲間だったらしい。自分の命を大切に出来ない人にクルマの整備を任せることは出来ないと思うのである。
オレはどこにでもあるような国産小型車に乗っている。自分と同じ車種にそこら中でしょっちゅう出会うし、スーパーの駐車場に駐めると必ずOEM車の異父兄弟が居る。そんなありふれたクルマだからこそ安心してじゃんじゃん走ることが出来る。交換部品の心配もないし、税金や維持費も安い。中古の外車を勧められることもあるが基本的に断っている。故障が心配だからである。旅行先で止まってしまうなんてことになると大変だ。その点国産メーカーのクルマならなんとかなるだろうとオレは思っているのである。
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