2025年08月12日(火) |
ヨーグルトと食習慣 |
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オレはふだんは毎朝職場近くのセブンイレブンに寄って、そこで昼食の弁当とヨーグルトを購入していた。ところがお盆休みでずっと家に居るとその習慣がない。その結果なのか近頃少し胸焼けがするのでパンシロンなどの胃薬に頼っているのである。
「ヨーグルトを毎朝飲む」ということが、逆に「飲まないと胃の調子が悪い」ということにつながってるような気がする。そういうわけで休み中にも飲むためのヨーグルトを少し大きな量で購入しようと思ったのである。
食習慣というのは長い期間に形成されるものである。TVで天正遣欧使節のことを紹介していたときに、毎日パーティー三昧肉三昧で彼らが体調を崩したということを知り、いくら美食であっても慣れ親しんだ日本の食習慣との違いがそうした結果を生むのだなあと納得させられた。めちゃくちゃ美味しいものは別に毎食すべてでなくてもいい。
家に89歳の母と一緒にいると、昼食にそうめんを食べることが多い。母は直前にネギを収穫してくる。そのネギを刻んで、そして3把の揖保乃糸を湯がくのである。大量のネギをそうめんつゆに入れて食べる。そうめんは妻の実家から送ってきた分が大量にある。そういうわけで昼食はしばらくそうめんが連続している。つゆに関しては近所のディスカウントショップで購入したストレートのつゆをいろいろ試した結果一番自分の好みにマッチしたヤマモリの冷や麦用のつゆを愛用している。少し甘めのつゆがなかなか最高なのである。
ごはんを食べる回数は激減した。米価格の高騰によってその分国民のコメ離れが進んだことは間違いない。その分をパンや麺類で補うわけだが、そういえば焼きそばとかパスタなどもよく食べている。たこ焼きやお好み焼きを食べることも多い。我が家の食事の中でコメからカロリーを摂取している割合は1割くらいかも知れない。もう完全にコメ離れが起きているのだ。これは10年前には考えられなかったことである。
今年は猛暑と水不足のせいでコメは不作というウワサがある。そうなるとまたまた価格高騰が起きるのかも知れず、国の方針がコメ増産に舵を切ったといってもその結果が出るまでに数年かかるだろうし、その間にコメ離れはさらに進むだろう。
食習慣はそれぞれの好みの問題であり、いくら国が「もっとコメを喰え!」とアピールしてもそれだけでは変わらない。「国の方針だから」という理由でコメを喰いまくるような人から見ればオレは非国民なのかも知れないが、少なくともオレはお好み焼きを毎食食べてもOKである。
激安スーパーのラ・ムーに行けば100円で6個入りのたこ焼きが売られている。他にも激安の焼きそばパンなどがあって、もしもオレの家のすぐ近くにラ・ムーがあればおそらくそこの激安品に依存した食生活に変化することは間違いない。
食習慣は人それぞれだし、それはあらゆる要因で変化する。日本人はこれからどんな食文化の中で生きていくのかだろうか。なかなか興味深いテーマなのである。
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