2025年09月30日(火)

維新辞めますか？　人間辞めますか？

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　維新の会という日本初の政党ＦＣシステムの特徴は、上意下達の体育会的組織であり、下の人間は絶対に上を批判することが許されず、幹部が気に入らないやつすぐに干されるし、自由に意見を言おうとすると足立や梅村みずほのように追い出されるというなんとも厄介な組織であるということである。
　最近、その維新を裏切って離党した守島正と、セクハラで除名された笹川理の発言をＸで拾ったのでそれを紹介しよう。

守島正 及び 守島事務所(衆議院大阪2区)
@morishima_staff
私が維新にいた時に内部では副首都と都構想は切り離し、まずは直に大阪の副首都指定を目指すべきと訴えておりましたが、やはり副首都申請の要件の中に特別区の設置「都構想実現」が入ってきましたね。
是非はともかく、維新と大阪市民にとって険しい道になると感じています。
法案に関しては党を離れての立場にはなりますが臨時国会でしっかり議論に参加していく所存です。

笹川 おさむ 🇯🇵 大阪府議会議員（ 東淀川区 選出、政党無所属、会派：大阪なにわの和 ）
@OsamuSasagawa
なんで、いわゆる"副首都"の要件に、「特別区（都構想）」を入れてしまうんだろう？？
これだと、大阪市を特別区に再編したいがための副首都法案にしか受け取られなくなってしまう。
日本国家の発展を真に考えるなら、法案でその選択肢となる地域をはじめから特別区を設置する府県のみに絞るようなことをしない方がいい。
自治体の形は、その地域の住民が意思をもって、それぞれ選択すべきもの。
福岡、愛知・名古屋、石川・金沢、広島、新潟、なども副首都機能を担える地域として検討すべき地域。　

　お二方とも維新幹部が推進する「大阪市解体（都構想」）という陰謀の本質的な問題について、自由な立場から意見を主張しておられる。ところがこのような疑問は絶対に維新内部からはでてこないのである。それはなぜかというと、「おかしいと思っても親分には逆らえない」という維新体質のせいである。

　吉村洋文というと、街宣で嘘ばかり言うことで有名な詐欺師だが、それを放置してる他の議員達がなぜ代表のそうした嘘を放置してるかというと、逆らうと除名されてたちまち身分を失うからである。大阪の維新議員は利権団体や不動産屋、関連企業、吉本興業などの巨大な組織票に支えられていて党の看板のおかげで当選しているわけで、党から除名されるとたちまち落選して無職になってしまう。

　「党公認」という看板だけで当選していて中味の人間がどんな人であるかは全くどうでもいいのである。維新に公認してもらえば猿でもＡＩでも当選できてしまうのが今の大阪なのである。だから東成区に居住実態のない東京に住んでいる海老沢みたいなリモート大阪市議が当選してしまったのである。

　「身を切る改革」と称して報酬から上納金を納めることが必須であり、それを怠るとたちまち除名されてしまう政党ＦＣシステムの維新の会を抜ければこうして自由な発言が出来るのである。それなら維新の会の看板を「ただ当選するため」に利用し、当選後はさっさと除名されて議員の身分だけを手に入れればいいのである。維新の誓約書には「除名されれば議員辞職する」という一文があるが、それを守ったのは秘書給与詐取で逮捕された松井議員だけである。他の方は誰もそんなルール守ってないから、維新の看板をせいぜい当選するために利用すればいいだけである。

　自由に人間らしく生きようとすれば維新の会を辞めないといけないのである。「維新辞めますか、人間辞めますか」という究極の選択を前にして、人非人であることを選択して、カジノに反対する市民に罵声を浴びせ、維新批判をするオレの投稿にクソリプをつけるのが維新議員であり、維新支持者である。斎藤元彦のようなパワハラクソ野郎を辞めさせることもできず、巨額の賄賂を受け取ったことがバレた元岸和田市長の永野を熱烈に応援していたのが吉村洋文である。

　維新支持者を続けるということは、そうした反社組織の支援者であり続けるということであり、カジノを大阪に誘致して犯罪を呼び込むことである。そんな維新支持者にオレは言いたいのである。「おまえら人間じゃねえ！」