| 2025年11月01日(土) |
クマは自然災害である |
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盛岡市の中心部までクマが出るようになって、岩手大学が休校になったりしている。もはや緊急事態なのである。もうこうなるとオレは自衛隊が出動して、市民に危険が及ばないようにクマを殺害することしかないのではないか。自衛隊の武器は戦争のためだけに使うのではなく、市民の安全を守るためにも使うべきだ。猟友会ではなく自衛官に「クマ駆除」を依頼するのがいいとオレは最近思うようになった。繰り返すがクマは「自然災害」なのである。
秋田県や岩手県では県内全域でクマが出るわけである。極端な話、クマの個体数を思い切り減らすしか対策は考えられない。人々は怖くて夜に出歩けないようになっているのだ。外出時にはクマよけスプレーを携帯しないといけないという。
信州大ではクマの生態を研究し、百頭程度のクマにGPS発信器を装着して管理しているという。そこでわかったことは、ほとんどのクマは絶対に人の生活圏には入ってこないのである。山から出ないで生活しているわけである。
兵庫県立大学の横山教授は「個体数を減らせ」ということを強く主張しておられるが、オレもその意見に賛成である。過疎化が進んで人が住まなくなって放棄された土地が増えていて、そこでクマの生息域も拡大しているわけだが残念ながらその増えたクマのための食料は確保されていない。どんぐりなどの木の実がエサとして無限にあるわけではない。
そして、不幸にしてクマ被害に遭った方への補償はどうなってるのだろうか。オレはそこも気になるのである。
オレは旅行が趣味である。その旅行先にはもちろんクマが棲息するような山林もある。今年は上高地に出かけたが、そこにもクマの警戒を呼びかける看板があった。オレが歩いた遊歩道に数日前にクマが出ていたのである。もしも遭遇していれば死の危険もあったのだ。「登山」という行為は命がけで行うものになりつつあるのだ。
オレはまだクマよけスプレーを買ったことがないし、自分が歩くような山にクマが出るなんてことを想像したこともない。大学生の頃に京都の北山を自転車で走ったが、その時も「クマが出る」なんて考えもしなかった。
東北地方のホームセンターに行けば、そこには「クマ対策グッズ」のコーナーが設置されてるのだろうか。スプレーは品切れ状態だという。オレが東北地方に住んでいれば、積極的に防衛できるようなグッズを販売して欲しいと思うが、銃器などの武器が販売できない以上、果たしてそんなものはあるのかと思ってしまうのである。剣道の有段者なら竹刀や木刀でも持ち歩けばいいのだろうか。
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