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■ 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
見てきました〜。 以下はネタバレ感想。(一部ちょっと辛口かも・・・)
まずはひとこと。 ハーマイオニー強っ(笑)!!!! いやー、インタビューとかでエマちゃんも言ってたけど、本当に今回はハーマイオニーが大活躍。 しかもこれまでの頭脳面というより、わかりやすく行動で。 う〜ん、これもきっとこれまでロンやハリーと一緒にいろんな冒険をしてきたからこそでしょうね。二人の影響でハーちゃんも変わったよなぁとしみじみ思いました。 でもホント、ハーちゃんってば最強なんじゃ。 ドラコ、ハーちゃんにはめっちゃ弱〜〜(笑)。 杖つきつけられて泣きそうになってるぞ。(そりゃあんな美少女に至近距離でキッて睨まれたら怖いわ。・・・でもちょっと羨ましい。笑) というか今回のドラコは弱よわだったけどね。 最初に広間で「ポッター!ポッター!!」って一生懸命ハリーに話しかけるドラコを見て、そんなにハリーに会いたかったのか・・・と思いました(笑)。ある意味、ドラコって片想いだよねーと思っている私(いや、あの別に変な意味じゃなくてね。) ロンハーな私は、ロンはもう前から惚れた弱みでハーちゃんには弱いと思ってるけど(でもあながちはずれてはいないと思う。本人は自覚してないとしても。笑)、さすがにハリーとは対等かなって思ってたら、あの時間を戻す時計を操作するとき、時計に触ろうとしたハリーの手を無言でバシッとはたきおとしたハーちゃんを見て、・・・やっぱりハーちゃん最強かも・・・と思いました(ここ、映画館のお客さんもかなりうけてました。笑)。 すてきっ。あと、あの暴れ柳のとこでハリーの胸倉をぐっとつかんで入り口に投げ込む(笑)ハーちゃんがカッコよかったです。 素敵すぎるよ、ハーちゃんっ!!一生ついていくわっ(笑)!!!
と、ハーマイオニーの大活躍は嬉しかったんですが、反面ロンの出番が少なかったような〜(><)。 ていうか、もう全体的に展開早過ぎ。はしょり過ぎ。 なんなの、あのジェットコースター展開は!! 前半は普通に見ていたけど、後半はふと気づくとえっもうこのシーン?って感じで。そしたらああなってこうなって終わっちゃうじゃん?!と思ってたら、本当にあっという間に終わってしまった・・・。 だって待ってよ、何でムーニーやバッドフットが誰なのかとか、そもそもどうしてシリウスは犬に、ピーターはネズミになれるのかとかがナイの??? 他にも色々細かいこと言い出せばキリがないけど、この辺は特に大事なとこでしょうーーー(><)。 ・・・ごめん、これはちょっと原作好きにはつらい。 私が、3巻の中で一番好きだったシリウスのセリフもないし(><)。 「友を裏切るくらいなら死ぬべきだった。我々も君のためにそうしただろう。」 これの前半はあったけど、後半ね。 ここが本当に痛くて、読んだとき一番胸にズシっときたのに・・・。 ハリポタの過去2作って、むしろ原作知らない人が見たらちょっと退屈になってしまうくらい、原作に忠実な展開しててそれにすっかり慣れて安心していたので、今回のこのはしょりっぷりは正直ショックでした。 私は本当に「アズカバンの囚人」が好きだっただけに余計。(1〜3巻の中では、ダントツトップで一番好き) そりゃ本が長くなってるから、今まで以上に削られるシーンがいっぱいあるのは仕方ないけど、もうちょっと違う形にしてほしかった。 こんなんじゃシリウスのカッコよさとか、しつこいようだけど私の大好きなルーピン先生の真の魅力が伝わんないじゃん〜(><)。 もっと、もっとイイのにーー。 あといろんな細かい伏線が最後にすべて繋がっていく感じとか。 「賢者の石」や「秘密の部屋」はともかく、「アズカバン」は映画オンリーの人にも、ぜひぜひ本を読んで欲しいっ!! うう、これじゃ次の「炎のゴブレット」もどうなるか心配だよ・・・。
気を取り直して、萌えたシーン(=ロンハーシーン)。 その1、無意識にロンの手を握るハーちゃんvvv ここ、何がよかったってそのときのロンの表情! 一回びっくりしてハーちゃんと手元を見て、その後あわてて視線そらして、でも手は振り解かないで(ここがポイント)何気ない風な顔しちゃってさ! もうそれがすっごいツボだったーーーー!! いや〜ん、ロンってば!男のコね!!うふふふ。 その2、バッグビークの処刑を目撃したところ。 悲しみにくれるハーちゃんがロンの方に! ここはちょっと驚いた。 だって映画ってハリハー多いから、どっちかというとハリーの方にいくんじゃないかって思ってたの。 そしたらハーちゃんってば、スーッと自然にロンの方に! !!ロン!ロンにいったよー!!と心で叫んでしまいました(嬉)。 やっぱりロンハーは公認ってことだよね?!間違ってないよね!わーいvv(ハリハーの方、ごめんなさい) これがあったから、ロンハー仲直りシーンがなかったことも少しは大目にみてあげてもいいかなと思いました(何様。笑) だってだってやっぱりあの仲直りシーンは見たかったよ・・・。 仲直りがなかったってことは喧嘩も中途半端にしかなかったし(私は口喧嘩してる二人も好きv)。 最初の登場シーンから言い争いしてる二人に、思わずトムとジェリーの「仲良くケンカして〜♪」というテーマソングが頭に流れてしまった(また二人が猫とネズミを持ってるものだから余計。笑)。 あと、ロンは神出鬼没のハーマイオニーにいちいち驚いてるところがよかったです(笑)。 つまりいつもハーちゃんのこと気にしてるのね、ロンはv
ここからは徒然に思ったことを。 ダンブルドアってローハンの王様だよね? この目、どっかで見たことあるなぁって考えてあっ!と気づきました。 ネビルの成長に驚いた。主要メンバーの場合、映画を見る前にすでにテレビや雑誌で姿を見ているので改めて映画館でそうビックリするってことはなかったけど、ネビルとか久しぶりだったから。 ダドリーも、縦にも横にも大きくなってて。ハリーに魔法かけられたわけでもないのに、ふくらんでるよダドリー!とか思った(笑)。 双子もカッコよくなってたな〜。交互にしゃべるところとか、好きでした☆
シリウスがハリーに「一緒に暮らそう」っていうシーンがあったのはよかった。 ここもすごく好きだったから。もっと、喜ぶハリーが長く見たかったよう。私は、今ではハリーが強くなったし面白いからダーズリー一家も嫌いじゃないけど、最初「賢者の石」を読んだとき、何が一番ダメだったかというと、あのダーズリー一家のハリーへの虐待だったのです。古典的で(いわゆる継子いじめってやつだよね)理不尽な虐待が延々語られていて、・・・これが子供に大人気でいいのか?なぜ?と本気で思ったもん。 そしてこの「アズカバン」を初めて読んだときもまだダーズリー一家は苦手なときだったので、ハリーが彼らと離れられる!と思ったら、もう本当にめちゃめちゃ嬉しかったのです。私が一番ハリーにシンクロしたのはきっとここでしょう。 そしてそれが夢になってしまったときは、またまたハリーとシンクロして本当に凄く残念でした。もし、私がハリポタのどこか1シーンを書き換えられるとしたら、きっとここを選んでハリーとシリウスが一緒に暮らせるようにするねってくらい。
総合としては、私は映画版のハリー、ロン、ハーマイオニーが大好きで彼らが一緒にいれるところを見れるだけで嬉しいし、他の役者さんもみんなよかったし、充分楽しかったけど、やはり内容としては原作の良さが出ていないと思ってしまって少し不満です。 だから、ちょっと残念。 これはDVD買うかどうかちょっと考えるかも。 まぁ多分買うけど、でも今まで何故私がDVDを買っていたかというと、実はハリポタ原作本を自分で持ってないので、その代わりだったんですよね。 つまり、過去2作に関してはDVDがあれば別に原作本は持ってなくてもいいかーって思ってたんですが、今回はそうもいかないって感じなのです。 現に今、3巻をものすごく読み返したい気分。 うーん、せめて未公開シーンがちょっとでもいっぱいあるといいなぁ・・・。
以下追記で余談。 予告編を見て気になったのは「キング・アーサー」と「テイキング・ライブス」。 「キング・アーサー」は初めてCM見たときから気になってたけど、やっぱり見たいかも〜。ディズニーアニメのアーサー王の話好きだし!運命の妃とかランスロットとかいわれると見たくなるv 「テイキング・ライブス」はストーリー(謎解き)が単純にすごく面白そうだった。役者陣もなかなか豪華みたいだし。「24」のジャックが出てたのは驚いた。 この二つは時間があれば、見に行きたいな☆
2004年07月01日(木)
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