2002年07月01日(月)
うん 忘れないよ、君のこと

前略


自分を鏡で見てみても
何も答は見付からないね

夜景はそのまま僕らを笑うよ


南の風は夜空を通り抜け
雪の中の林檎が眩しい




僕は何も見付けられなかったんだ
だから自己嫌悪に陥る

ああ そんな僕を
君は影で笑うのかい


だが それもいいかも知れないね


甘やかされて育つのは嫌だから
きっと厳しくして欲しかった

でもたまには手を差し伸べて欲しかったんだ



すきだったんだ 君のこと
誰よりも大切な君だから




夜の星空は静かに喋りかけた




草々


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鳥海

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