初日 最新 目次 MAIL
≫登場人物紹介Happy☆Liu☆Words(ブログ)


恋する研究所*
りう
MAIL

My追加

2005年08月07日(日)
思い出の地とお酒とメール

数ヶ月ぶりに下北へ行ってきた。
電車に乗る時から、何ともいえない気持ちでいっぱいだった。
一緒に行った友達と話は弾んだけれど、何だか私の気持ちは違う方へも向いていた気がする。

彼女とぶらぶらしながら、ハルくんと二人で歩いた景色が目にいっぱい入ってくる。
一番最初のデートの時に入った中華屋さんとか、
良く行った雑貨屋さん、
不思議なパスタのイタ飯レストラン、
ジャマイカンな飲み屋さんも偶然にも見つけてしまった。

彼女とは着物屋さんを見る予定だったのだけど、一軒はなくなってしまい、
もう一軒は奥の畳のスペースに着物があって、
そこではお客さんが着付けをしてもらっていたので、見られなかった。
でも、古着屋さんなんかにも浴衣があって、凄く安いの。
私は何故か、一目見て気に入ったデカサイズのタンクトップを弟に買っていってあげた。

途中、フルーツとフローズンヨーグルトをその場でミックスしてくれるアイス屋さんがあって、そこで休憩。
暑かったし、とても美味しかった〜。
下北以外にもあるみたいなので、また行きたい。

そこを出たら、ハルくんとたまたま入った古着屋さんがあって、
思わず懐かしいと思った。
今にも壊れそうな古びた階段が怖かったのを覚えている。

歩きながら、彼の住んでいるところの近くにあるクリニックの看板があった。
そういえば、良く通ったなあと思う。
もう、きっと、通る事はないと思うけれど。

良い時間になってきたので、晩御飯と飲みのためにダイニングへ。
そこの店員さん、カッコいい人ばっかりだった!
お客さんでうるさいグループがいたんだけど…まぁしょうがない。
そこで、友達と飲みつつ食べつつ、メインは恋バナ。
彼女にも前に彼氏さんがいたんだけど、今は別れたんだって。
初めて聞いた。
元々、そんなに恋愛体質でもないから一人でも平気らしい。
自分に自信がないから、アプローチされても「私なんて滅相もない」って思って、誘われたりしても断ってしまうらしい。
本当に勿体無い!
私ならホイホイ行っちゃうのにな!(笑)
一通り彼女の話が終わると、向こうから、

「りうさん、彼氏いないの?」

と。いないですよーと。
いないのが意外と言われてしまった。そんなの初めて。
で、何と、彼女が私の日記を読んでると言って、物凄く焦った。
このエンピツを読まれてるのか! と。
喋らなくても全部知られてるのか! って、相当焦ったし、どうしようって思って。
でも、ここではなくて、別の日記だということが分かり、落ち着きを取り戻した。
それで、ハルくんの話をイチからして。
(だって「どこから話したらいいですか?」って聞いたら「最初から」って言うから…)
下北がそういう意味で、私の特別な場所だということも。
そして、今も彼が忘れられないこと。
前日にも離れた時のことを書いた日記を読み返して、泣いてしまったこと。

「嵌まっちゃったんだね」

そうなんだ。
気付かないうちに、自覚ナシに、どっぷりと。
最初は向こうが言い出したことなのに、最後は私のほうが深みにはまってた。
それに気付かないふりして、無視して、気を張って、結局ダメにしてしまった。
人の気持ちを汲むことも忘れて。

だけど、片思いの人もいるし、そうじゃない男の人と接するのも楽しいこと。
また、ちょこっとオトナな話もしたりして。
本当は、彼女と待ち合わせする前にハルくんの家の近くまで行こうと思ってたことも。
結局は行かなかったんだけどね。
そしたら「行ったらいいじゃん。お酒の力を借りて、電話とかしないの?」
だって!
「私はお酒の力借りないと甘えたりも出来ないし、電話もしない」って言ってた。
でも、残念ながら、メモリはとっくに消してしまってる。
それに前にも何度かかけたけど、出てくれなかったから。

最後に、私の話を聞いた彼女が
「何か、りうさんの話聞いてたら寂しくなっちゃった」
って言ったので、
「じゃあぜひ彼氏さん作って下さいよ」
ってプッシュしときました。
ホント、彼女に過去の彼氏さんを超える素敵な彼氏さんが出来てほしい。
むしろ結婚を…。


帰り道。
やっぱりハルくんとこへ行きたくなってしまった。
だけど、友達も一緒だし、時間的にも暗くて行っても周りなんて見えないだろうし、ハルくんが帰っていそうな時間だし。
我慢した。

下北は、まだ私にとって思い出がいっぱいありすぎる場所。
誰かと来るには、まだ整理がついてない。

彼女とはまた遊ぼうねって約束して別れた。
一人になって、まだ諦めきれてない、忘れられない自分に気付かされる。
私は一体どうなってしまうのだろう。
忘れられない、このままなのかなあ。
それは怖いなあ。


***


約一ヶ月ぶりにタツキさんに会える機会が巡ってきたのに、
結局ダメになってしまった。
しょうがないことで、なんだけど。
何のいたずらなんでしょうかねえ。
出かける直前にそれを知って、今もひきずってる…。
だけど、会えるってなったのに、下北でのことがあったせいか、けっこう気持ちが落ちてて…。
だけど、持ち直したんだけどなあ。

最近頭をもたげてくるのは、タツキさんに好きな子がいるという事実。

私、ハルくんとの関係がまだあって、タツキさんと出会ってたら彼を好きになってたかな?
それとも、ハルくんに気遣って、好きになったらだめってセーブしてた?


***


この前の保険の集金のお兄さんだけど、やたらとマミィが気にかけている。
「どうすんの?」って聞かれても…ねえ。
とりあえず会うとか、メールしたりとかしないと始まらないじゃないですか。
でもさあ、ただ気に入ってるってだけで、別に好きとか付き合いたいとかいうわけではないと思う。
大体、私の顔とかマトモに見たことないのに。
だから、私がいる夜に集金に来れば? って言ったら、そういうのは決まりで出来ないんだって言われ。
じゃあ土日って言ったら、土曜はちょっとなら平気らしい。
保険の集金ってお金扱うから集金時間には厳しいんだそうだ。
「じゃあ土曜の私がいる時間に来れば? って言えば」
って言っておきました。
どうなるんでしょうか。
既に傍観者の気持ちです。


***


例のアメリカ人なんですが、駆け引きしてます(笑)。
向こうのメールの内容、やっぱり上手い。
私から
「ご飯でもどう?」
って誘ったんだけど、結局向こうの都合がつかず、その謝罪のメールで。
「本当にキミに会いたいんだけど、予定があってダメだ。本当に残念」
って返ってきた。
お世辞上手いなあと思ってしまうあたり、私はひねくれてる?

「じゃあメールか電話ちょうだい。次会う日決めよう」
って投げたので、それをどうするかは向こう次第。
放置されたら、脈ナシだなあ。





↑押したら見える事実



***


どこかに消えてしまいたい。


エンピツ