アイさんとデート中にお茶してた時のこと。 何かの弾みで結婚の話になった。 自分のことというよりも、周りや親のことかな。 うちは割りとそういうことに厳しくて、相手本人の性格や気持ちだけじゃなくて、 相手の職業や相手のお家のことも言われてて。 こういう人とは結婚しないで、って親から言われてるんだって軽くアイさんに話した。 (結婚しないでってところにアイさんは当たらないから言ったんだけど。)
そんな話をしたけど、アイさんの方が結婚適齢期なわけで。 彼の周りはどんどん結婚してるし、結婚が遅そうな友達の式に呼ばれたとかあるし。 「結婚に良い年齢じゃないですか?」って言ったら。 「いや。まだまだだよ」 年上とはいえ、同じ社会人二年目だし、アイさんには夢があるし。 「りうちゃんこそそろそろじゃないの?」 「えー。まだまだですよ、だってあと1年は遊ぶし。5年後くらいにしたいな〜」
でも、未来のことは言われても信じられないスイッチが発動して。
「だったら5年後じゃなくてもう少し早くして下さい(笑)」 嬉しいとか、そういうのよりこんな言葉しか出てこなかった〜。 何の気なしに言うんだもんな〜。
後々になって考えてみたら、これってプチプロポーズ…?
う〜ん、違うな。ただの願望を言っただけのこと。 だけど、彼の未来に私が一緒にいること、それも何年も、それがあるって見えただけでも嬉しかった。ただの、願いだけど。
大事なひと時になりました。
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