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恋する研究所*
りう
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2007年06月04日(月)

ここのところ、デートの最後に別れる時、寂しくて寂しくてしょうがない。
2日間一緒にいたって、最後には涙目。
何で?
「たった一週間じゃん」
そう元気付けてくれる彼だけど、なかなか寂しい気持ちがなくならない。
人目も気にせず、彼に甘えるように身体を寄せて。

私はどうしたいんだろう?



ふと、私とアイさんの間に距離を感じる。

悩みを相談して、アドバイスをもらって、助けてもらった時。
あることで話をしてて、彼の意見に妙に納得させられた時。
愚痴を言っても、彼は冷静に優しく「こうでしょ?」って、終いには私を落ち着かせてくれて、そんな愚痴ったことが些細に思えた時。

私がちっぽけで、アイさんが大きい気がしてしまう。
私との間に縮められない距離があって、どうしたって私は彼に追いつきたくて、だけれど追いつく術が分からず。
一生懸命、追いつこうって試行錯誤しながら走っているのに、
全然縮まらない。どころか、どんどん広がっていって置いていかれるんじゃないかって不安。

デートの後なのに、そんなことを電話で言ったら、
「追いつけないよ」
ってサラリ。
プチショックな私。
「だって、立ってる場所が違うんだもん。りうちゃんはりうちゃんのやりたいことがあって、俺も俺の目標があって、それぞれ向かってる場所が違うんだから、追いつかないでしょ」

「私とアイさんのベクトルが違う方向を向いてるってこと?」

「そう」

言われると、『同じ場所にいる』って考えていた私がそもそも間違っていたのかな?

でもね、人としての付き合いがあって、それに私より長けているアイさんが羨ましい。
「うらやましがっていいよ」
なんて、面白そうに言うから、
「そうだよ。羨ましいよ」
って少し冗談交じりに返した。
だけどそんなアイさんにも、りうを良いと思ってくれてることがあるらしい。

「アイさん。私がどうしていたら嬉しいと思う?」

「まずは、怪我をしないこと。せめて1年くらいはね。俺、包帯が取れた時は喜んでるんだから」

うん。私、怪我多いもんね。
ここ半年は本当にひどくって、包帯してない時が殆どない。
今も、左足は3箇所。親指、小指、足首の靭帯が治療中。
親指はもう4ヶ月くらいになるんだけれど、痛みがひかない。

やっぱり、デートの時は運動したいし、歩いて色々回りたいけれど、足が…ってなると、彼も気を遣うんだろうな。
彼は病気も怪我も滅多にない人だから、私は羨ましくてしょうがない。

「それから?」

「人を誉めたり、喜んでたりすること。ご飯食べてる時に「美味しいな」って言ってる時とか」

「そうなんだあ」

「俺はね、りうちゃんの純粋なところが好きなんだよ」

「純粋じゃないって」

「だって。言えばすぐ直すじゃん」

「だって悪いことは悪いことでしょ? そしたら直すよ」

「それが、人の中にはそれが悪いって分からない人もいる」

私にだって悪いことって分からないこともあると思うんだけどな。

私を純粋、と言ったのは、彼と私が師匠と言う年上の女性だけだ。
師匠はスピリチュアルな人だから、色々目に見えないものも見ているのかもしれないけれど。

でも、アイさんは一貫して私を「純粋だ」って言うよなあ。
私の弟にも「りうちゃんは純粋だよね」って言ってたし。
男の人から見るとそうなのかなあ?






↑押したら見える彼の言葉


大人電話相談室だね。なんて眠いながらも、真摯に話し合ってくれて有難う。
でも、こういうことは実際に会った時に言えたらいいんだけど…ね。
どうしたって忘れちゃうんだ。

電話が終わったら、色々と整理してみようって思えた。
また悩みすぎてるのかもしれない、とも。


さ。今週も始まった。
私も彼も別々のところで戦ってる。
週末、休日を満喫するために。


エンピツ