週の真ん中で、2週間ちょっとぶりに彼と会った。 珍しく早く帰ってたので焦ってしまったわ。
ご飯を食べてごろごろしてた時に、私のほうが寄っていったら、
「泣き虫」
その言葉が、彼の表情が妙にくすぐったくて。 笑顔になった。
「ぽんちゃんは強いもんな」
彼はメールで私がそう送った文を口にした。 それは私の強がりでもあり、願望でもある。
「何で泣いたの?」
やっぱり彼なりに泣いたことが気になってたのね。 電話だったし、すぐ止まるかと思ったのに、全然涙が止まらなくて困った。 子供みたいに泣いちゃうし。
それでも、 「泣きたい時には泣けばいい」 って言ってくれる彼。 器の大きさを感じるなあ。
久し振りのキスは、お夕飯の秋刀魚の味じゃなくて、甘いブドウの味がした。
見守ってくれてありがとう。 大好きです。
|