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恋する研究所*
りう
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2008年05月16日(金)
涙のあと

いらいら、は私だけじゃなかったみたい。

思うところがあって、週末のデートは見合わせたいってメールした。
理由も、きつくない言い方で添えて。
その返事で頭をボーンとひっぱたかれた気分になった。

話そうと思っても次から次へ話題がころころ変わって話せず仕舞い

辛くても辛くみせないでいる技術を自分は持ってるがために

そういう文があった。
私が気付かなかっただけで、彼はあの日もあの日も苦しい思いをして、それを黙って飲み込んできたんだって。

号泣して
でも謝りたいと思って
ちょっと落ち着いた状態にして
彼に電話をした。

すぐに出てくれたのに、私の方がまた取り乱して号泣。
泣きじゃくりながら、声を絞り出そうとしてもなかなかうまくいかなくて、
結局彼を電話を持たせたまま待たせて。

彼は私に「何かあったんでしょ? 何があったの?」って言ってくれたけど、
そうすると彼の気持ちや思いは全部また言わず仕舞いになっちゃうから、
それだけは避けなきゃと思って、
「私のなんて軽いから。ユウマさんこそ何があったの?」
と。
最初は向こうも私の話を先に聞こうとしてくれたけど、最後は自分の気持ちを、わだかまりを話してくれた。

私と話をしても、浅い話しかできてないこと。
ぽんぽん話題が変わってって、自分の言いたいことを言い終えないうちに次の話題に入ってること。
自分は器用に何でもこなすように見えるかもしれないけど、実は色々考えながらやってて苦労してやってるってこと。

「りうちゃんは、自分の思うそれなりの結婚式をしたいって考えた時にいくら必要だと思う?考えたことある?」

「俺はね、自分の収入じゃ無理だって、どうしようかって考えてるよ。でも、りうちゃんはあの勉強にはあれが必要だって言って買って、いつもお金がないって言ってる」

「苦しいんだよ。苦しいけど、先の楽しみを考えるとその苦しさも越えられる。でも、そういう時にしかない感情ってあって、それを言いたくても話が次々変わると言えない」

「2割でいいから俺を支えて。俺はりうちゃんを4割支えるから」

深い話。。。
話に関するこういう指摘や彼の思いは、付き合い始めのころからあって、
あの時よりもほんのちょびっとマシになったけど、それじゃあ彼の方がまだまだ抱えたものを発散できることすらできない状況ってことだね。

「何度か思うんだよね。俺に興味ないんじゃないかなって。りうちゃんも俺が興味持ってないんじゃないかって思ってるんじゃない?」

「だって興味あったら色々つっこんで聞くでしょ。一人旅のことも興味もってくれなかったみたいだし、俺がどんな仕事してるか分からないんじゃない?」

「俺だってりうちゃんがどんな仕事してるか把握しきれてない。でも興味はある」

こう並べてみると、たくさん、たくさん、彼から言葉をもらったんだなあ。
もっと深くお互いを知ろう、知りたいってサイン。


↑押したら見える心の中


がんばろう。
前に進もう。
時間はたくさんあるって思っても、それを全部薄っぺらい中身にしてしまえば、全体はそれなりに。
濃くすれば全体はもっと濃くなる。有意義な時間になる。
それって、ここだけに言えることじゃなく、自分の人生においても言えること。

この『気付き』を生かして、ちょっとずつでもいいから濃い恋愛にしたい。


エンピツ