知らなかったよ。
あの人が私を信じてないなんて。
昨日、電話をして、「継続してできる何かを考える」という次のデートまでの宿題について話していた。
何か新しいスポーツを始める?
同じ資格取得を目指して勉強する?
向こうから「貯金をするとかね」って意見が出たから、 「それは前に私が提案したよ。でも、何も反応しないじゃん」 って答えたら、
「そこはまだ信用してないから。お金の面についてはね」
瞬間。
悲しくなって、空しくなって、全てを投げ出したいと思った。
彼が、私を全然信用してないんじゃなくて、その「経済面」だけだっていうのはわかる。
私は全面的に彼を信じてるのにな。
信じて、預けてるのにな。
彼は私の様子を伺い見て、信じてるとこ、信じてないとこ、を持ってる。
信じて、といわれてすぐ信じられるものじゃないっていうのは、自分も経験してるから分かる。 だけど、全てを信じられないうちは、一緒にいる未来なんて考えられないじゃない。 私は、一緒にいる未来を思って、願って。 それが、近くに感じられた。 彼の言葉がそれを意識していると取れたから。 現実は、一人で舞い上がってただけじゃん。
他にどんなとこが信用されてないんだろう?
もしかして、彼が私を信じてる部分なんてごく一部?
私には「俺を信じて」って言ってたのに、 自分は相手のこと信じてないんじゃない。
彼は私と一緒にいる未来はあると思ってるの?
自分一人、舞い上がって、踊って、夢見て、そんなことを彼に話して。 ばかみたいだ。
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