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恋する研究所*
りう
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2008年07月18日(金)
とある本。

おまけが欲しくて買った文庫本の恋愛小説。
ストーリーはヒト的にダメ男に片思いするこれまた社会人としてダメな女子のお話。
これ読んだら過去が引きずり出された。
(ってことは、私の記憶の貯蔵庫のわりと新しいところにまだその記憶があるってことだ・・・。)
1個は、ダメ男が住んでいる場所が最初の彼が住んでた街と同じだったこと。
もう1個はその人とデートした街からその人の自宅まで歩いて帰ったように、小説の2人も同じことをしてたこと。
(あ、歩いても20分くらいの距離ですよー)
そんなことってある? っていう感じでした。
うーん、まあ、人生そんなこともあるか。
いい加減、そういうのが出てきても気にならなくてもいいのに。
例えば、その最初の彼がくれたプレゼントのお店とか覚えてるし。

あ。忘れてた。
そのダメ男、一時付き合っていたヒロカズって人と似た感じだった。
喋り方とか振る舞いとか。
それも嫌だったんだなー。

一緒に買った旧日本軍731部隊に関する本は怖いから昼間読む専用。
小説ではなくてドキュメントだし、書き方も淡々としているんだけど。
読んでて背中がぞっとする。真夏の暑い昼間なのに、寒気のようなもの。
こんな感覚、初めてだ。
自分で読もう、読みたいと思って買った本だけど、恐ろしい。
私みたいなチキンな心の人は読まないほうがいいかも・・・。
でも、怖くたって、恐ろしくったって、それに心が潰されそうでも、歴史を知りたいから読む。

この前、ホテルルワンダを見たんだけど、あれは10年ほど前のルワンダ内戦で起きたルワンダ版シンドラーのリストのような映画。
恐ろしいのは、一緒に住んでいる別の民族を"cockroach"、ゴキブリと呼んでいたこと。
同じ人間を、別の民族だというだけでそう呼べるものだろうか、、、
そう呼ぶ人間を本当に地球上から絶滅させようと本気で思って虐殺できるものだろうか、、、
先の大戦は60年以上も前のことだけど、731部隊では捕虜や犯罪者として捕らえた外国人を「丸太」と呼んでいた。
そして様々な生体実験を行い、解剖し、最後は殺した。
細菌戦のため。
何がそうさせるのか。
人を人と思わない。
本当に寒気がするほど恐ろしい。

あ、話が逸れた。

そんなこともあり、ちょっと前にユウマさんとセージの地元へ行ったこともあり(別にセージは関係ないけど)、
過去への脳内トリップが多くなっているりうです。

ユウマさんとあんまり上手くいってないこともあるのかなー。
この前の「信用してない」が響いてるのもあるし、
この頃の嫌なことがばーっと頭の中を駆け巡って、
それでまた、自分がどうしようもない女だなと思うことがたくさんあって。
電話してても泣けてきた。
ぐすぐすしてたら「どうした?」ってユウマさんが聞いてきたけど、
「何だか鼻の調子が悪くて…」と嘘をついておいた。

泣いたら、絶対に、今週末の彼の試験勉強に響く。
それは避けたい。
私は役立たずだけど、それは絶対避けたい。

ああ。
ここのとこは何で泣いているのか分からなかったけど、泣けてしょうがないんだ。


エンピツ