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「任せる」ということ・・・ - 2004年05月13日(木)

店にはCafeの厨房を任されてるN君と
Barの厨房を任されているT君がいる

2人ともうちの店に来る前にも
料理の経験があり
そこそこ料理もするし
腕前もなかなか
そして2人ともとても
「料理をする」ということに対して
研究熱心で意欲もあり
才能もあるとあたしは思っている

その才能を伸ばしてあげることが
オーナーでありBarの責任者の弟と
Cafeの責任者であるあたしの
使命・・・というと大げさかもしれないけど
そう思っている

N君はよくあたしに
「こんな風にしたらどうですか?」とか
「こんな料理はどうですか?」とか
聞いてくるので
その都度あたしはきちんと対応しているつもりだ

人間褒められたり認められたりすると
嬉しいもんだし
次もがんばろう!という気持ちになると思っている

今月からレギュラーメニュー入りした
「ヘルシー冷製パスタ」も
N君が考えた料理だし
食べたお客様が「美味しい!」と
絶賛してくれると
なんとも言えない満面の笑みを
N君は浮かべてくれて
それを見るあたし達も嬉しいもんだ

ところがT君の場合は
どうやら違うらしい・・・
彼が一生懸命に考えた料理を
オーナーに差し出して
「食べてみて下さい。どうですか?」
と尋ねても
「・・・T君はどうしたいと?」
と聞かれるらしく
「メニューに出したいと思います」
と言っても
「ふーん・・・」で終わるらしく
それ以上何も言えなくなってしまって
結局翌月のメニューには
載ってなかった・・・というのが多いらしい

時々Cafeの手伝いをしてくれるんだけど
「僕が考えた料理はCafeで活用してください
 どうせBarじゃ出してもらえませんから・・・」
と言うT君を見ていると
やる気のなさが時々見え隠れしていて
一体オーナーはどう思っているのだろうか?
と思うことがある

これはあたしの考えなのだが
おそらくオーナーの中では
「どうしたいと?」と聞いて
オーナー自身の中で思っている答えが
T君の口から出てこないのが「いいよ」という
言葉にならないんじゃないかと思う

Barの厨房を任せているのならば
もっと認めてあげてほしい
「人を育てる」ということは
生半可な気持ちじゃできないのだから
お互いがお互いを認め合って
そして成長していくべきだと
あたしは思う

「言わなくてもわかるのが当たり前」
と思わないで
「どんなことでも言わなくちゃわからないんだ」
と思って欲しい
「これはこうだと思うけどこうしてもいいのかな?」
と不安に思っていることってあるし
例え「これぐらいは常識の範囲」と思っても
それは自分の中での「常識」なのかもしれないのだから








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