|
|
2003年10月10日(金) ■ |
|
考古学今昔物語」坪井清足 金関恕 佐原真 |
|
「考古学今昔物語」企画・編集むきばんだやよい塾実行委員会 坪井清足 金関恕 佐原真 日本考古学の重鎮3大巨頭がほとんど無報酬で2回に分けて講演とシンポジウムを行った、その記録。そのうちの一人は数ヶ月前に「余命数ヶ月」と宣告されたばかりの佐原真である。その会場に数千名の人たちが集まる。考古学ファンとはこういう「物好き」たちが集まった良い意味での「素人」の集団なのだ。企画・編集はむきばんだやよい塾の人たち。弥生時代最大規模の遺跡・鳥取の夢木晩田遺跡のガイド養成を目的とした学習サークルである。 話の内容は日本考古学小史と現代考古学への提言。『現代の考古学者はどんどん物から離れていってしまっている』というような重要な指摘が語られています。考古学ファンなら必読の本でしょう。大手出版社発行ではないので一般書店においてある可能性は低い。amazon.com等のサイトで申し込もう。
|
|