シネマ日記
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ジェームズ・スペイダー主演のSFもの。
22世紀、宇宙を航行する医療船ナイチンゲール号。 そこにひとつのSOS信号、救助にあたろうとワープ航法を行なうが その際の事故で船長はカプセル内で重傷を負い、やがて死亡〜。 ここからは、スペイダー扮する副操縦士が、急遽船長となり、任務を遂行〜。 スペイダー君といえば、わりともっとひ弱な感じのする 華奢な感じの役が多いように思うけど、今回のコレは、キビキビとして そしてけっこう強い。アクションシーンだってあるんだもの、チョット意外。 そして救命艇でひとりの若者がナイチンゲール号に強引に乗り移ってくる。 これがまた普通じゃなかったから、大変、特に事件らしい事件も起こらず航行してたナイチンゲール号が一気に密室パニックに陥ってしまう。 乗り移ってきた青年カールを演じるピーター・ファッシネリ。 不死身かつどんどん凶暴になっていくキャラで、顔もまたどんどんスゴイ形相に〜。 人間の形は一応してるけども、まるでエイリアンのあの物体みたいね・・。 で、つぎつぎと乗員が襲われ、スペイダー君とアンジェラ・バセットだけが かろうじて残るわけだけど・・。 元の航路に、そして地球に戻るためには、またワープをしなくてはならず、 その結果・・・。
製作段階で、監督やらの相次ぐ降板劇でかなり公開までの道のりが大変だった作品らしい。 DVDで鑑賞したけれど、未公開映像がいっぱい収録されてるのもそのためか〜? エンディングにも二通り。 中味も、ほぉ〜〜こんなシーンも作られてたんだ・・・・ってのもあり。 何の問題もなく、キッチリ作られていたら、もうチョット話題にもなった作品かなぁ。 映像面では、決して悪くないできだと思うのに。
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