シネマ日記
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2002年05月10日(金) ターン

公開時、WMCでサービス料金だったし、チョット観たかったのだけれど
他の作品との関係で観そびれた作品。

銅版画家でもある女性、真希。
彼女が交通事故に遭ったときから物語は展開する。
次の瞬間彼女が目覚めると、そこは事故現場でも病院でもなく自宅。
しかも既に過ぎたはずの事故に遭う前に戻っている。
しかし、彼女の周りに他の人の気配は無く・・
それから何日も何日も、同じ時が繰り返される日々。
街に出てキャッシュカードでお金をおろし、買い物をしても
まわりには誰もいない〜。
(渋谷でロケもしたんだね〜昼間に周りを全部シャットアウトして撮影したんだろうか・・?)
時は、繰り返されるが、記憶はしっかりと刻まれている。
さすがに気丈な彼女も精神的にまいってしまったある日、
家の電話が初めて鳴る。
彼女の銅版画を気に入り、本の装丁に使おうと依頼するために
電話をかけてきたデザイン会社に勤める泉と言う青年からだった。
唯一普通の世界と、たった一人の世界とを繋ぐその電話。
二人の奇妙なやりとりが始まる。
自分の身に起きた事実を知るとともに、元に戻るかすかな望みを繋ぐ真希。
励まし協力する泉との関係がイイ。
真希には牧瀬里穂、泉には勘九郎ジュニアの中村勘太郎。
真希と同じ世界に漂うもう一人の人物柿崎に北村一輝。
これまた狂気が似合う役をしてて、ピッタリ。
なんで、あの電話が通じたのか?
ラストに真希が取った行動が
ハッピーエンディングになってるわけなのも強引って言っちゃ強引なわけだけど、
でも全体の雰囲気がイイからOK(爆)

そうだ、肝心なことを忘れてたわ〜。
メインの登場人物も少なめだし、地味だし、静かな作品なんだけど、
なぜか趣きのあるのがとっても気に入ったこの作品。
(^_^;)フフフ、ヒロイン真希の誕生日、血液型が、σ(^_^)と一緒だったのが
なんとなく嬉しかったのかも〜(笑)
アハッ、でもお風呂上りは何人?インド人・・・とは、私言いませんわ(爆)


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