シネマ日記
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2002年05月22日(水) パニック・ルーム & KT

一本無料になるポイントが貯まったので、まず「パニック・ルーム」を無料鑑賞(^^)v
デビッド・フィンチャー監督と言えば、「セブン」をイメージする人が多いと思う。
今作も、背景となる雰囲気が、薄暗くて(主要場面は、たった一夜だもんな、アタリマエ(爆))
やっぱりその共通した匂いを感じさせる。
夫と離婚してまもないメグ、一人娘サラを連れて、これからの新居に
あるタウンハウスを物色して決める。
その家には、なんとパニックルームと呼ばれる隠し部屋があって・・。
(まぁ、ともかくも、この家に決めること自体が、なんだか一般人には
理解不能なんだけどね、だって・・・・あまりにも怖そうじゃん(爆))
越してきて、荷物をほんのチョットだけ解き、やっと眠りについたその夜、
早々に3人組の強盗に襲われる。
既に侵入している強盗から身を守るために、とっさにそのパニックルームに逃げた二人だったけれど、
彼らの狙いは、その部屋にあるブツで・・・。
3人組の強盗、ジャレット・レトは、またこんな感じの役か〜って感じだし、
フォレスト・ウィテカーは、やっぱり悪人にはなりきれないよな〜っと思えばやっぱりだし、
あ、もう一人にいたっては、もうそのまんま凶暴(爆)
ココらをもっと意外な感じで配役してくれてたら、もうチョット・・だったけども。
メグ役、ニコール・キッドマン負傷降板でジョディになったらしいけど、
見てる限り、この役は、完璧ジョディの役になってる気がした。
ニコールじゃ、なんかチョット線が細い・・「アザーズ」はピッタリだけどね。
ジョデイの逞しさ〜がけっこう印象的♪
オープニングのビル群などに浮かび上がる出演者名などの立体的な文字が、
ほんとにまるでビルに貼り付けられたり空中に浮かぶ看板のように見せてあって
(ちゃんと建物の窓にも映ってると言う凝りよう)面白かった。
そそ、細かいところでは、メグを捨て若い後妻(モデルだっけ?)をもらったというリッチなだいぶ年配の元夫役、
最初に登場したときには気付かなかったけど、ボロボロに痛めつけられてからわかった(爆)
「ザ・プリテンダー」のシドニー、パトリック・ボウシャだったわ〜♪

********

無料で一本観ただけじゃチョット申し訳ないので(爆)
ちょうどすぐ後の時間の「KT」も鑑賞。
まぁ、はっきり言って、ちょうど〜の時間じゃなかったらわざわざ観てなかったかも〜〜って気もしなくもないけど(^^;;;
ま、なんたって主演、佐藤浩市さんだし♪
今のドラマの方は、ほぼパスしちゃったわけで
せめて主演映画くらいは観たいな〜〜っと言う思いもあって。
実際に起きた”金大中氏拉致事件”をベースに描いてある。
当時、何歳だったか・・は、この際\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ(爆)
事件自体は、大々的に報道されたことくらいは覚えてるけど・・って程度の認識。
その時は、”キムデジュン”と言う読み方じゃなくて”キンダイチュウ”って言ってたよね?
韓国の元大統領候補を日本の地で拉致し暗殺せよと言う大統領からの直々の指令をおびたKCIAが綿密な計画を練って実行した事件。
そこに陸上自衛官などが絡んできて、実行する側、守る側、
内通するもの、報道するもの・・・複雑に動いてくる。
しかし、またその金大中氏が、現在は韓国の大統領となっているってのが、
(さらに事件後にも複雑な推移はあったようだし)
すごいことだわねぇ・・・あの時、拉致暗殺されていたら、歴史は変わっていた(?)
数人の女性は登場するものの、ともかくも男くさい・・(爆)
KCIAだの自衛官だのワサワサと登場するもんだから、
え〜っとこの人は、どっち側?っとただでさえ悩むのにそこに裏切り行為まで
あったひにゃ・・もう大変なんだけどもね。
事件は事実だけど、いまだ謎の多い事件だったり・・っと、そう、こうゆうポリティカルサスペンスって言うの?には、共通するものとして
ケネディ暗殺事件を描いた「JFK」やキューバ危機を描いた「13デイズ」あたりが並ぶような気がするけど、
まぁ、それらに比べると、うーーん、まだまだだな〜って気も正直な感想。
でも、きっと目指すところは、そのあたりなんだろうな〜っとは思えた。


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