シネマ日記
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2002年08月28日(水) ウインドトーカーズ

ともかくも戦争物である。
正直言って、ニコちゃんの映画じゃなかったら、ジョン・ウー監督の作品じゃなかったら、
きっと観に行ってないだろうなぁ・・・っと言うジャンル、ワタシ的には(^^;
いまだにかの「プライベートライアン」も観てないし(たぶん観ないと思うし)
先日来WOWOWで延々放送してた「バンドオブブラザース」にしても
まるで観たいとも思えなかったわけだし〜〜。
(まぁ、そこに苦手な俳優さんが若干絡んでるからなおさら〜ってこともあったわけだけど・・・イヤ、でも絡んでなくてもやっぱ観てないかな〜。)

舞台は、第2次世界大戦後期、日米が戦ったサイパン島。
その前のガダルカナル島での戦いで、任務遂行のためにあえて撤退を拒否し
自分も負傷し部下の命も全て失ってしまったジョー・エンダーズ。
傷が完治する間もなく、また次の任務に自ら志願するほどの、根っからの海兵隊員なわけだけれど、
今回彼に極秘で与えられた使命は、暗号通信の鍵となる重要なナバホ族の通信員の護衛、さらには、万が一その通信員が敵に捕えられそうになった時には、
自ら抹殺すると言う重要でかつ非情なもの。

最初は、先の戦いでの心理的傷を背負いながらも、
任務第一、担当するナバホのベン・ヤージーと心を通わすようなことなど
任務の妨げになるし、もってのほか〜な態度だったジョーだったが・・。

ニコちゃん主演と言うことで見始めたわりに、途中から微妙に視点は、ナバホのヤージーに移っているのに気付いた(^^;;;
それほど、なんだか魅力的な俳優さんだったのかも知れない、アダム・ビーチ。
同じくもう一人のナバホのホワイトホースとともに、味のある、そして笑顔がまたイイんだなぁ〜。不思議な癒し系・・・かも。

なんと言っても、戦ってる相手って言うのが日本なわけで、
部隊が打ち破って行く相手も日本なら、部隊に襲いかかってくるのも日本。(アタリマエだが(^^;)
そうゆう意味では、けっこうキツイ面もあるわけなのだけれど、
そこで、監督がジョン・ウーだからか、こうゆう場合によく見かけるいわゆる”変な日本人風”ではなかった・・・っと思う。

戦争物なので、皆もちろん服装も一緒だし、過酷な戦況で顔もボロボロなのだけど、
魅力的といえば、そのアダム・ビーチの他にも、若手が数名。
できたら、もっと普通にキレイな格好をしてる作品で、
しっかり目撃したいな〜(*^_^*)っと思える俳優さんがチラチラいましたよ〜(爆)


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