シネマ日記
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あの「ラン・ローラ・ラン」でヒロインを演じたフランカ・ポテンテ主演の 医学ホラー(スリラー?)
優秀な成績で、名門大学の解剖学のセミナーに合格した女子大生パウラが その解剖学の研究室で、秘密結社による危険な薬を用いた 人体実験とも思われる隠された秘密があることに気付き 勇敢にも挑んで行く・・・。 もともと医学一家。 父は普通の開業医らしかったが、祖父はかなり著名な医学博士のようなパウラ。 父のような平凡な医者と言うより、祖父を崇拝し自分も優秀な医学博士に〜っと 熱意に燃える日々だったわけだが、 恐るべき実体に遭遇し、しかもその本家本元の昔の研究者が祖父であったと言う 事実を知る衝撃〜! ほとんどサイコな医学生野郎たちから追いつめられ、パウラ自身にも危機が迫る!
「ラン・ローラ・ラン」の赤毛のイメージからすると、チョット違うフランカ・ポテンテがそこに居たが、 でも相変わらずの迫力、勢いのある女優さんだ! 生きたまま人体にメスを・・そして標本に〜〜(>_<)なぁんて、 もっとグロテスク一辺倒なホラーなのかともチョット不安だったが、 たしかに血生臭いシーンもあっても、なかなかサスペンススリラータッチで展開もしている、けっこう面白かった。 DVDでレンタルしたのだけども、監督の解説部分で、 ハリウッドのホラーを意識したとか。 だからか、わりと娯楽作って感じでヨーロッパ作品によくあるタルさ(?)は あまり感じなくて済んだ。 まぁ、これは、好みの問題かと思うけどね。 そうゆういかにもヨーロッパ的なノリを期待する人には、つまらないかも。
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