シネマ日記
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WOWOWにて鑑賞。 岩井俊二監督作品放映の2日目、松たか子主演の75分と言う短めの作品。 昨夜「Love Letter」を観た時は、これは冬場の鑑賞にピッタリだな〜っと 思ったけど、今回の「四月物語」は、その名のとおり、春ごろ観るほうがイイわね、やっぱり(^^;;;
北海道から、東京の大学に進学し、上京し一人暮らしを始める少女。 小さなアパートの一室に、入りきれないほどの引越し荷物があったり、 大学でドキドキの自己紹介をしたり、サークルに入ったり、 なんとなくその状況が、たしかに想像できるなぁ・・・って感じの 淡々としたドキュメンタリー調の静かな流れで物語が進む。 ただし、彼女が東京のその大学を選んだのには、ある理由があり・・・。 高校時代の特に付き合っていたわけでもないけれど憧れの先輩を ひたすら追いかけて、同じ大学に入りたいがために猛勉強もし さらに、彼がバイトをしていると前もって情報を入手していた本屋で 偶然のように会えるのを彼女は、いったいどれくらい長い間夢見ていたんだろう・・。 一歩間違えれば、ストーカー(爆)、再会できなきゃただの残念賞(^^;;;ってとこだけど、 松たか子の初々しさと、先輩役の田辺誠一の爽やかさで、まぁOK(爆) そしてアッと言う間にその爽やかな再会にて、物語も終わっちゃうしね。 あとは余韻〜ってとこでしょうか。 こんなに短編な作品なのに、途中彼女が映画館で観る映画「生きていた信長」(だっけ?)の部分の不必要に長いこと・・ (((((^^;) 冒頭、上京する彼女を見送る家族が、そのまんま松本幸四郎ファミリーでした(^_^;)
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