シネマ日記
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2002年12月26日(木) |
リリイ・シュシュのすべて |
WOWOWにて鑑賞。 ・・・ってことで、ついに岩井監督作品、連続3夜目です。 (イヤ、特にこの監督作品にすごく興味があったとか 思い入れが・・・って言うわけではなかったにも関わらず 続けて観ちゃいましたねぇ・・・これって、俗に言う”岩井マジック”??)
主人公やその同級生たち、中学生です。 それも最初はホントに中学に入学したばかりの中一。 それから少し時は経っていきますが・・。 (演じる子たち、半分以上は、中学生ねぇぇ・・・って感じも しなくは無いんだけど、実年齢はどんなもんでしょう〜) 孤立、イジメ、窃盗、恐喝、暴力、自殺・・・・っともう次々と 暗く重い出来事がたたみかけてきます。 あげくに殺人事件まで・・・ でも、そんな出来事とは対照的なほどに、なにか穏やかなキレイな田園風景があったり なにか心地よい音楽が流れてきたり、南国の海の情景まで。 ともかくも、不思議な作品でした。 好きとか嫌いとか、チョットひとくちでは判定できないような、 でも、観てみるのは、悪くないような、なんかそんな感じ。 たぶん受け取りかたは、さまざま。あるいは、感じる部分もさまざま。 登場人物の誰に興味を持つか・・って言うのも、きっとイロイロだろうなぁ。 私は、特に苦手と言うか、嫌いだったのは、あの担任の若い女の先生・・かな。 喋りかたも嫌いよぉ〜(+_+) あんな先生、担任だったら、多感な中学生、それだけで悲劇うみそう・・(爆) (あ、でもこれ、まったく作品的には関係ない、どーってことない人物みたいだけどね(^^;)
メインは、その中学生たちで、演じる子達も、 ドラマなどでも(さすがに中学生役はもうどうかと思うけども) 頻繁に見かける子も多いですね〜。 そしておまけのように、チラっチラっと、 稲森いずみが出てたり、大沢たかおが顔を出してたりします。
WOWOWでの放送、本編に続いて、そのメイキング映像まであったものだから、 また引き続きそれまで観ちゃって、 延々約3時間半ほど”リリイ・シュシュ”しちゃってました〜。
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