アイデンティティー

2001年12月02日(日) なんで

尊敬する人がいます。
くやしい挫折を感じさせてくれた人です。
痛いくらいの影響を受けた方です。
前日の日記、彼の文体の影響が反映されてしまっています。
けれど、それさえも甘受してくれた彼は色んな意味でスゲー人間です。
なんか、ガツンってくるんです。

     ナナシ@ホモでわりーか?!
          ↑
   上記にて、彼を感じられます。

_______________________________
*今回はきっと私の言葉です。


キスをしました。

抱きしめられました。

指が身体をなぞりました。

身体の中に彼の指を感じました。

セックスをしようとしました。



けれど、アタシは違う人を見てた。

声すら聞けないあの人を想っていました。

何ヶ月前に触れてくれた彼の手を思い出していました。

けれど、現実と心が重なることはありませんでした。

むしろ、重ねようとすればするほど、違いを感じるばかりでした。

違いはいつしか嫌悪に変わっていきました。

唇の奥を求められても、応えることはできません。

  そんなに頑張らなくてもいいよ

って言われるくらい好きだったことが、

その人に対しては口で触れることすら出来ませんでした。

今この行為をしたら意味はただの奉仕にしかならない。

心だけじゃない。

声も、唇も、息も、全てあの人じゃなきゃイヤなんです。

あの人が抱きしめてくれたベットに他の人をいれることは、

あの人との思いでも汚してしまうような気がしたのです。

思い出すのは、あの人の事ばかり。

思い出の中でしかないと言われようとも、

私の心はあの人しか求めていなかったのです。

切ないくらい私の心にいる彼を、

身体で思い知らされてしまったのです。

まただ。

まただ。

中途半端な態度が、いつも。

いつも、

いつも、

人を傷つける。

自分さえも傷つけて。

きっとあの人と彼をも傷つける。

だって、彼は






あの人の











弟だもの.....







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桜木 舞 [MAIL]