尊敬する人がいます。 くやしい挫折を感じさせてくれた人です。 痛いくらいの影響を受けた方です。 前日の日記、彼の文体の影響が反映されてしまっています。 けれど、それさえも甘受してくれた彼は色んな意味でスゲー人間です。 なんか、ガツンってくるんです。
ナナシ@ホモでわりーか?! ↑ 上記にて、彼を感じられます。
_______________________________ *今回はきっと私の言葉です。
キスをしました。
抱きしめられました。
指が身体をなぞりました。
身体の中に彼の指を感じました。
セックスをしようとしました。
けれど、アタシは違う人を見てた。
声すら聞けないあの人を想っていました。
何ヶ月前に触れてくれた彼の手を思い出していました。
けれど、現実と心が重なることはありませんでした。
むしろ、重ねようとすればするほど、違いを感じるばかりでした。
違いはいつしか嫌悪に変わっていきました。
唇の奥を求められても、応えることはできません。
そんなに頑張らなくてもいいよ
って言われるくらい好きだったことが、
その人に対しては口で触れることすら出来ませんでした。
今この行為をしたら意味はただの奉仕にしかならない。
心だけじゃない。
声も、唇も、息も、全てあの人じゃなきゃイヤなんです。
あの人が抱きしめてくれたベットに他の人をいれることは、
あの人との思いでも汚してしまうような気がしたのです。
思い出すのは、あの人の事ばかり。
思い出の中でしかないと言われようとも、
私の心はあの人しか求めていなかったのです。
切ないくらい私の心にいる彼を、
身体で思い知らされてしまったのです。
まただ。
まただ。
中途半端な態度が、いつも。
いつも、
いつも、
人を傷つける。
自分さえも傷つけて。
きっとあの人と彼をも傷つける。
だって、彼は
あの人の
弟だもの.....
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