先生。
私、北高を卒業出来て良かったと思います。
3年の頃、先生を裏切りましたよね。
今でも、うちの和室で正座して俯く先生を想い出します。
あの時、私は先生を酷く傷つけたのだと思いました。
先生を裏切ってまで行った高校を1年の冬、
辞めたいと泣きじゃくりながら話しましたよね。
先生は私にとって影響を受けたとか、
そんな言葉じゃ足りないんです。
なんて言うか、私の基盤のような、全ての考えというか、
3年経った今でも先生にもらったものは何も変わりがないんです。
何一つ変わらず私の中に存在するんです。
先生に出逢って、北高で健太郎さんに出逢って、
J3Bのみんなと同じ時間を過ごして、
卒業した今。
夢を抱けていること。
何よりも誇りに思います。
今の自分に誇りを持って先生の前に存在します。
だから、先生。
欠席・遅刻ばかりで赤点もたくさんもらった3年間。
唯一、頑張ったことは
あのスピーチです。
何百人の前で足を震わせながらしゃべった
あの言葉が私の3年間で得たものです。
大学にも行かず、就職もしない自分を
大切に出来る理由です。
だから先生、
読んで下さい。
そしたら先生。
何も言わずに抱きしめてください。
卒業式の時のように。
優しく、抱きしめてください。
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