身体中にキスをして
アタシの名前を呼びながら
貴方が果てて。
アタシは口の中で
貴方の温かさを
感じて。
ぎゅうって
貴方が抱き締めてくれる。
それでも
キスは星が降るように
鳴り止まなくて。
会社で見る
真剣な横顔とは別人のような
気が緩みきった顔をして。
アタシに甘えてくる。
もっと触って
いっぱいキスして
アタシは
彼のさらさらの髪に指を通わせながら
閉じられた瞳の上に
優しくキスをする。
寂しくなるからチューはしない
帰りたくなくなっちゃうからほっぺね
…
離せなくなってる
ふたつの口唇。
アタシは
彼の香りが残る
布団を抱き締めて
眠る。
優しく。
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