秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2003年10月11日(土) 『JR EXPRESS』@つま恋1日目。

密かに毎度ながらお泊り会系の文章は技巧に拘らないようにしています。
読み辛くて御免なさい。(誰も読みたくありません)

■往路

今回は現地参加で行ってみました。
バスで行くほうが旅費が半分で住むはずなのですが、
田舎住まいなもんで要らぬ宿泊費が出そうで。
独りで新幹線に乗るのは2度目です。こだまに乗ったのは初めてです。
フジヤマ見えました。ケータイカメラで撮りました。
買い換えといて良かったです。

■ビデオ上映

プチ機材トラブルで開演時刻から数分遅れました。
対応に出てきたFC会長、ふと写った自分の巨大影にビクッとしてました。
あの方相変わらず天然系です。可愛いです。

最初と最後にだーの歓迎コメントがあったのですが、
じょおの壊れっぷりがイタかったです。
や、それはそれで良かったのかもしれない。
りきの冷たげな返しが切なかったのです。
御二人の仲は大丈夫なんだろうか。そんな嫌な邪推が湧きました。

メイン映像は先日の『無情』本編ほぼ全部。
某所で態度悪かったとズバリ言われていた本公演ではなく、
皆様の態度が厳粛気味だった追加公演のほうが多めに使われてた気がします。
おかげで今度こそじっくり鑑賞できました。椅子もあったし。(御老人)

と申しますか。
Ricky、しみじみいい歌手だなぁと。
カメラアングルなもんで顔が何度もアップになったのですが、
実にいい表情をしてらっしゃって。
あの自然で穏やかで癒される笑顔、いついつまでも眺めたいもので。
ビデオorDVD化、切に希望。(ここで書いても仕方ねぇ)

ちなみにスコさんは見つめ続けないほうがよさげです。
入りまくって目が白くなってる時間帯有。怖かったです。

■チェックイン

連絡票見て『うわグループ内に放り込まれた』とか思ったのですが、
歪んだ誤解だったようで。皆様単独参加の方々でした。

それはそれで良かったのですが、
皆さまの掛け持ちバンドの毛色がアタシとは全く違っていて。
アタシぶっちぎりでハブ、みたいな。
そっちのバンド名口に出すことさえ出来なかったわ、みたいな。
そんなこと考えなきゃ良かったのか
元々アタシが異常なのか(自分で言うな)
今まで参加した旅行の中で一番ハブ率が高かったです。

まぁいいんだけどね。
目的さえ遂げられれば、あとはどーでもいい。(非情)

と申しますかすっごい女の子らしくて可愛い子がいらっしゃいまして。
その方の目当てもりきだったり何処も彼処も萌えだったり(ヲイ)で
薄灰色のジェラシー感じたのが事実です。
嗚呼アタシこの方には敵わないわ、みたいな。
きっとりきが好きなのもこういう人なんだろうな、みたいな。(妄想万歳)

ちなみに全プレはネイルケアセット。
使わな(略)

■物販

とりあえず限定写真5種、画像ロクに見ないままお買い上げ。
よくよく見たら子供っぽさが抜けて大人の色気ムンムンなのに
可愛いりき(何)満載でした。
ケータイ待受け作り放題。パケ割付けてて良かったです。
今月は既にすっごいことになってるんですが。(涙)

翌日、先の可愛い方のが羨ましくて鏡もお買い上げ。
だーのロゴが印刷されてて
だーの写真ハガキが入れ替え可能な状態で付いてます。
それさえ抜けば何処でも使えそうにお洒落。(無意味気味)

■二人きり

現地到着の落ち着きが得られぬままメインイベントです。
相手はもちろんりき。
会話のネタが思い浮かばなかったのでいつも聞きたくて聞けなかった
『あたしの顔、覚えてます?』(アイタタタタタ)
を繰り出そうと企んでたのです。
が。(続く)

とりあえず写真撮影。
先の可愛い方から凄まじいワザを聞いたので、
少しでも及ぶべく『抱きしめて下さい。』(痛)と頼んでみました。
結果的にはいつもとほぼ同じ、ムネぶち当たり猛烈無視激密着ポーズ。
姿見るだけで狂喜、手を触れるだけでオロオロしてた
最初の頃の初々しさは何処へ逝ってしまったのでしょう。
りきが気を利かせて頭くっ付けてくれたのに、感激しなくなってました。
汚れたな…

とりあえずサインも貰ってみる。
「サインだけでいいのー?」
「あっじゃあ名前も入れてください」
物欲しげな視線なりき。

あ。
名前わかんないんだ。やっぱり覚えてくれてないんだ。
理性では解ってる事なのに、煩悩に衝撃が走る。
が、平静を保っているフリをしつつパスを見せる。
「名前の最後にハートとか入れてください
“とか”って何だ。汚い日本語反対。

衝撃を打ち消そうとしつつ無言で作業を見つめてみる。
「勝手に日付とか入れちゃおー」
ちらっとこっちを見るりき。文句なんてあるわけ無いでしょう。
「どぞどぞ」
「わーサインらしーい(完成)」
言葉に感情こもってない。何となくいつもと、違う。

で、トークタイム。
二人きりが御一方とだけになったお陰か、持ち時間が異様に長い。
ネタが無いということで溜息を吐いてみる。
「今回、時間長いんですよー」
「はぁ…」
といわれてもネタが無いもんは無い。
アレを出すしかないと思い始めたその時。

(続き)
「今回で何回目ですか?」
「…5回目です」
「オゥイエァっ」(マジ大声だった模様)
某神吉氏が発しそうな台詞だと脳の片隅で思いつつ、
煩悩に大衝撃が走る。

私が毎回来てたの、覚えて無いんだ。
アタシの事なんか、何も覚えて無いんじゃない。

それが判明した相手にアレを出したら自分の痛手が激しくなるだけで。
どうにも治まらない大衝撃に、無言で居続けてみる。
「写真見せてー」
「どうぞー」
自分のバカ面見られることに巨大な抵抗を感じつつも渡す。
「あーオレふつーな顔してるなーもっと変な顔すりゃよかったー」
「すいません…」(小声)
何となく謝ってみる。

あたしが相手だから。
アタシが相手だから、嫌なんでしょう?
火の点いた妄想が止まらない。

ごめんなさい。
嫌いな人間の相手するのがどんなに嫌か知ってます。
なのにアタシがカネ払って来てるから、営業だから、無理してこんなこと。
ごめんなさい。

もーダメマジダメ本気で凹んだってなところで「はい時間ですー」。
天の助けかのようなヒゲ(いつの間にか大分老けた)の声。
ポラを返してもらいさっさと逃げようとしたら
りきが両手を出してる。
「あっぢゃあ」
まとめた荷物を急いで置いて、両手を空けて、握手。
で、大急ぎで逃走。

こっそりポラを確認したら、りき、無表情。
やっぱりアタシが嫌いなんだ。
営業スマイルも出来ないくらい、アタシが嫌いなんだ。
修復しようも無くなった衝撃を胸にメインは終了したのでした。

と申しますかね。
りきの口調、変わったなと。
昔は一人称が『僕』、『俺』と言っても『僕』と言い直してたのに、
今は堂々と『俺』。
強くなったなぁとおもう反面、
その他言葉の端々に男らしさとは違う粗暴さを感じてしまい。
りき、変わったなぁと。
こんな変わり方でいいのかなぁ、と。
アタシは他人の人格に口出しできるような存在では無いのだけれど。

衝撃の余韻が覚めやらぬうちに、可愛い方が『写真見せて』と。
「うん…Ricky無表情…」
「…おすましさんってことで
この方ほんといい人だ。可愛い上に清らかだ。(号泣)

■Geronimoと山岸さんとグランドピアノ

雨が降ってきたんで“白いブランコ”から変更になりました。
あのままだったら部屋から様子丸見えだったのに(ズル反対)

というわけでジェロさんと山岸さんと、ピアノをバックに写真撮影。
10人弱が一気に部屋に入れられて流れ作業という
はんなりと恥ずかしいものでありました。
つーかジェロさんに鼻メガネかけさせた方サイコー。(爆笑)

「肩抱いてください
「はーい」
シャッター直前、自分の両手が空いてるのが勿体無かったので
右はジェロさんの腰(ヲイ)左は山岸さんの手を掴む。
出来上がりはまったりと微妙。
右はちょんちょん見えてるし。
左は山岸さん無理やりこっち向けてるみたいだし。

何となく話す。
「可愛らしいですねぇ…(山岸さんを指差しつつ)」
「ん
にょこにょこ山岸さんを動かしてくださるジェロさん。
つーかこんなネタありふれ過ぎてて腐ってるわ。(無能万歳)
もーダメ衝撃引きずってる、と片手握手してもらって去る。

「皆さんで退場するので待っててくださーい」(byFC会長)
待つ→全員終了。
「退場しまーすジェロニモさんにさよならを言いましょーう」(無抑揚)
ビバ会長。
言われた通りバカ面見せて「さよーならー
手を振って退場。

■夕食

メニューはショボかったです。(斬)
プリンスホテルのような華とか、スペイン村のような高級感とか、
熱海のような和み感とか、味+オマケな部分の何かが足りないというか。
とりあえずごちそうさまでした。
ビール1本空けられず、無駄にしてすんませんでした。
ベロベロになりたい気分だったのに、
胃は切なさに耐え切れなかったのかもしれません。(責任転嫁)

■リッキーバースデーPARTY

同室の方々のあとついてったら結構前の通路側取れました。
これが再び衝撃を呼ぶとは知らずに。(続く)

「ではりっきーさんの登場でーす」(無抑揚by会長)
目線が後方に行ってたので入口を見てると、
『まぶしくて』にのって軽やかにりっきー登場。
だが会場が異常に騒然としてる。
よくよく見ると、あれはいわゆるコスをしたじょおじゃないか。
てゆーかじょお踊り完璧やし(萌)←浮気性

良い意味での衝撃に魂抜けたまま舞台に上がるのを見送ると、
もう一人のりっきーが別のドア前通路から登場。
デカい。ゴツい。ジェロさんです。
「さー今度こそ本物のりっきーさんを呼びましょーう」(無抑揚)


♪ちゅきちゅきちゅきちゅきちゅきっちゅきっ♪


一休さんの主題歌にのって、茶坊主“りっきゅうさん”御登場。
水色の坊主ズラかぶって、胴衣に袴着て、草履履いて。
ズラで引っ張られてるらしく、表情は笑顔気味なまま固定。
その衝撃に良くも悪くも魂抜けてる間に、りきが会場通路を回り始めた。
じょおのときは我慢したのだが、りきはおさわりオッケーらしい。
らっきー通路側だしーって待ち受けてたら。

(続き)あからさまに手を避けられた。(否妄想/超現実)

ガッビーンと音にならない音が脳内に響き渡ったけど、
出した手の引っ込みがつかないので胴衣には触っておきました。
しかし燃え上がった妄想(超現実だろ)は止まらない。

なんだよ!そこまでアタシが嫌いかよ!もういいよ!わかったよ!
嫌いな奴には見られるだけでも気分悪いって知ってるから!
もう見ないよ!見つめたりしないわよ!
・・・ごめんなさい。

お色直しにりきが引っ込み、着替えの時間を利用してビンゴ大会。
商品はなかなかゴージャスでしたが、
末等の“二人のりっきーとポラ撮影”が一番美味しかったと思われます。
「こんなん撮って記念になるんですかねー」(by会長)
何言ってんのよ会長サマ!あの限定性が堪らないんじゃない!?

りき、再登場。
今度は正式なタキシードでした。ただしブカブカ。
先のマイ誓い(プ)にのっとり、見つめずちらちら見る程度に。
ぶっちゃけ背がちっこく見えてかっこよくな(略

ケーキも登場し、バースデーソングを歌い、
ロウソク(本数不明)の火を吹き消して、宴は終盤に。
「お礼に歌を歌わせてください。シャンソンです。
 さっきのりっきゅうさんは全く忘れてください。
 曲名は『私と孤独』」(台詞うろ覚え)
ちゃんとしたピアノ演奏者がこっそり登場し、伴奏。

シャンソンって歌詞に物語があるんでしたっけ?
自分はいつも独りだったけど、
実は隣にはいつも“孤独”が居てくれてて、
中盤うろ覚えで(愚)、
今は周りにみんなが居る、って詞。
“孤独”を扱ってる時点で既に刹那さが溢れているんですが。


Ricky、歌上手過ぎ。


もう2・3分続いてたら、きっと私でさえも泣いてたでしょう。
聴いてるうちに本当に鼓動が激しくなって、
私の能力では表現できないじんわりした感じが胸の内に広がって。

嗚呼アタシやっぱこの人好きだわ。
嫌いな奴に好かれるってほんと迷惑で申し訳ないけどやっぱ好きだわ。
ごめんなさい。

ふと、『TO−Y』を思い出す。
主人公のヴォーカリストを好きな女性が2人いて。
物語のラスト、その愛情の様子が全く違うことが分かる。
一人は冬威を人間として好き。歌は辞めてもそばに居て欲しい。
もう一人は冬威をヴォーカリストとして好き。歌は辞めちゃ嫌。

あたしはりきを後者のように好きなのか?と。
彼の本物の人間性なんて、そばに居ないんだからわからない。
彼をヒトとして好きなのか?って、
外見萌え度が下がってるから怪しくなりつつある気がする。

でも好き。彼の歌は間違いなく好き。
“彼”を好きなんじゃなくて
“彼の歌”を好きなんだったら許してもらえないかなぁ?なんて
屁理屈を考えてみた。

あまりに歌が素晴らしかったので、直に感想言いたくて。
今までこれほど感激することって無かったのに。(ああ非情)
退場時に御二人どちらかと握手できるのですが、
申し訳なさぶっ飛ばしてりきに行きました。
更に後悔するとも知らず。(続く)

(続き)脳内でごめんなさいを連呼するうち、あたしの番。
申し訳なさ引きずってた&絶対真面目に伝えたかったので、
声のトーン&大きさ低め。
「シャンソン、良かったです」
すると。

今までにこにこしてたりきの表情が、すっと曇った。

「ありがとうございますー」
一応普通気味に握手はしてくれたけど。
やっぱりアタシのこと嫌いなんだ。
嫌いな奴に大好きなこと褒められて、気分悪くなったんだ。

何かと脳内で都合のいいように解釈しちゃって。
ごめんなさい。もうライヴも行かないほうがいいのかなぁ?
そこまで考えた。

■集合写真

スペイン村同様、約30人が集まって撮影。
とりあえず流れのままに位置につき、メンバーの登場を待つ。
「お願いしまーす」
わらわら出てきた3名様。

りきはまだタキシード、じょおとジェロさんはいつものアンコール用衣装。
どーせりきこっち来てくれないもーんて思ってたら
全体を見回し、予想通りアタシの居る反対側に。(涙)

やっぱりねーってしょげってたら前の人が
『JOE、JOE』とお呼びになられたお陰か
その方の横、アタシの斜め前に。
髪はきれいなアッシュ、可愛くつんつん跳ねてました。
ごちそうさま。

さてジェロさんどこかなーと動向を見守ってると
「はいはいはい」。
真後ろを通りなさってあら同列だわとか思ってたら
アタシの隣、じょおの真上に来なすった。
「うおっ」
驚いてバカな声出しちまいました。(下品)

背が高くて後ろが隠れちまうので中腰になられたり。
その際余った臀部が後ろを邪魔して微妙な笑いが起こったり。
きょろきょろしなさった際に
さらさらヘアーで鞭打たれてみたり(悦)←ヲイコラ
じょおの『じゅん坊デカ過ぎ』なんて可愛らしい台詞を
ナマで聞いてしまったり。
激しく美味しかったです。ごちそうさま。

2枚撮影。まずだーポーズ。次。
「ポーズ思いつかないやーJOE何がいいー?」(台詞うろ覚え)
何となく投げやり口調なりき。
アタシの姿見て思考飛ぶほど気分悪いですか。(泣)

だがしかし。
スペイン村のときも、アタシが居るときは2枚目のポーズを
タクやんに決めさせてた。

アタシに変なポーズさせるの気が引けるんですか?
あの時は真っ直ぐアタシのそば来てくれたし?(カモン妄想)

退室する際、隣の特権としてこっそりジェロさんに握手を求め。
「よろしくお願いしまーす」「どもー

愛しさと切なさが同居したひと時でした。

■1日目終了

あーもー今回のイベントダメだわー大枚はたいて大損だわーと
独りこそっとブルーに浸り。さくさく風呂入りました。
内風呂としては今までで一番。

大風呂?入れるわけ無いぢゃん。
胸ピアス膿んでるし。左上腕に1週間くらい前の嫌な跡残ってるし。

相部屋さま方それぞれケータイ弄ってたりしなさってたので、
姿隠さずクスリ服用。
終盤のちせちゃんの如く妙に嬉しかったのがヤバいです。
一応ハルも飲んだお陰でいつの間にやらぐっすり寝てました。
切なさに負けて不眠にならずに良かったです。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。