秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2003年10月24日(金) 故郷に帰る。

朝のラッシュ回避&体力の問題で少々遅めに出発したら、
電車の遅延に巻き込まれ。
初っ端から2時間無駄にしました。

おかげで後発の私らは納棺に間に合わず。
父の話によれば、祖父は立派な旅支度をしたそうで。
専門職の方に
「こんなに穏やかな顔の人は滅多に居ない」とか
「まだ身体が柔らかい」とか
いろいろとお褒めの言葉を頂いたそうです。

少々話が遅れましたが、到着するなり顔を見に。
肌はぴかぴかしていて、ほんとに突然であっという間だったんだなと。
父の話によれば、急変した当日も朝から食事を全部平らげ
自力で厠に行ったりしてたそうで、
ほんとに突然であっという間だったんだなと。

しかし。
祖父はこんな顔だったんだな、と。
私は今までじっと祖父の顔を見たことが無かったんだなと。
なんて酷い孫なんだろうと。

そんな孫でも祖父の死を悲しむのは偽善なんだろうか。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。