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シャッド=メル - 2007年06月05日(火) *蛇ならまだいいけど、ミミズみたいなのを想像すると…まぢで無理orz *牡ですね。多分。 地を穿つ魔 読破。 全体のストーリー展開はロングというよりはダーレツ的ですね。 始めはロングの「アーカム計画」をイメージしていましたが、顛末的には全然違いました。 えらく灰色決着という感じですが…続巻してると考えるならいいかな。 邪神vs人間ってのは結構陳腐に見えがちなんですが、ド・マリニーの手記的な話のもって行きかたは好みだったので、それなりに楽しく読めました。 …んー…正直短編の方が面白いですね。 ラヴクラフトもそうなんですが、気の利いたオチがすとんとあって、それによって絶望に突き落とされる感じが好きなんで。長編だと一言のオチまでが長すぎて難しくなっちゃってたりするもんですよね。 ラムレイ氏の小説は日本語に翻訳されていない話も多いと聞きます。一刻も早く、続きが日本語版になることを望みます。 内容についてはですねー。これだけは言わせて頂きたい。 …ウィルマート氏は財団設立させる位何かを得ていたということはないのではないでしょうか…? …いや、狂気の山脈は未読なんでなんとも言えませんが、それでも狂気の山脈は確か古のもの乃至ショゴスの話では…なかったかなー…曖昧だなー… 闇に囁くものはミ=ゴの話ですしー…封印された邪神たちそのものには触れてないんじゃー…?いや、わかんない。どうなんだろう。 個人的には、もっとーこう…なまじ頭が良い人だったからこそ「人は知らなくてもいいこともある」って思って何もかも隠蔽とかしそうな根暗な性格な人だとばっかり思ってました。 …ん。いや、否定はしてないんですがね。いいと思います。設定は。好きだし、ウィルマートさん。 ただ、やっぱり人によってキャラクターの印象って違うもんなんだなーって。 最後に、タイタス・クロウ サーガを読むにあたって、読んでおいた方が楽しめるんじゃないかなーと思える短編名をメモ。 「銀の鍵の門を越えて」 「時間からの影」 「闇に囁くもの」乃至「狂気の山脈」 ここら辺読んでおけば登場人物に対する「お前誰だよ」的な突っ込み乃至不信感は拭えるかと。 ちなみに、私は時間からの影を未読なために最後までピースリーが怪しい人物にしか見えませんでした(笑) どんな人物でも怪しんでしまうのは悪い癖です。 さて…次はー…ネクロノミコンを読むぞー! -
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