(仮)日記
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2008年05月10日(土) 相棒






映画なので色々な人々がゲスト出演していましたね。私的に、相棒での木村佳乃がとても好きなので今回はとても嬉しかったんですが、内容が政治絡みなので、まあ、で番はあるだろうねっていうか、出なきゃダメだろとも言う。
瀬戸内が出てきたときには、津川さんだったかそれとも長門さんだったかエンドロールまで悩んでいたんだけど。

政治がらみの話が結構好みなので面白かったですよ。冒頭でのテロリストっぽい方々を見たときには、L change the worldを思い出しちゃったけど。
相棒は評判いいし、ちゃんと設定を作り込んであるから楽しいかな。たとえば英国に関連する何かを見つけたときとか?(笑

しかし、シリーズの最初からずっと見てきていないとダメだなあとしみじみ思った映画版。長年やってるぶんだけ、シリーズも続いている分だけ様々な共演者との関係性が土台にあるから、その辺の遣り取りの面白さは半減しちゃうかなあ。半減というより、私としては見てないのが悔しい。

水谷さんが走っているのを久しぶりに見ました。
安楽椅子探偵の印象が強いのでアクティブな右京さん――というより水谷さんは昨今では珍しい感じがする。刑事貴族のときは走り回ってたような気がするけど。
代わりのように亀山くんが走ってるから、いいデコボココンビだなあ。

寺脇さんの友情出演で現れた岸谷五朗は笑いを誘った。絶対犯人じゃないって観客はわかってる分、出てきた岸谷さんに吃驚だけど。おいしい友情出演だなあと思ったよ。

爆破シーンに関しては少々不満がある。
不自然すぎるほど不自然に開いていたドア、
燃えるものがないにしても爆破規模の割りに小さすぎる火事、
爆発に巻き込まれている割にさほど損傷のない遺体、
熱されて熱くて火傷するくらいの筈の鉄にあっさり触る、
携帯電話の電波は届かなさそうな倉庫、
そして、消防署に連絡済とはいえ、女の子をその場に置いていくのはどうか。

相棒は話も面白くて、何より水谷さんで、脇も演技のしっかりした人々で固めてあって、犯人役のゲストも豪華で。
なかでも、小野田役の岸部さんがハマりまくったハマり役だと、彼が出てきたときからずっと思ってきてるんだけど、本当にいいキャストだよなあ。小野田と右京さんの二人が語ってる30分の特典ディスクとかあったら凄い欲しいんだけど(ないから)

「暇か?」を筆頭に、毎度のお約束も大事。



結論。
水谷さんを大画面で堪能できて大変満足です。






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