(仮)日記
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2009年03月22日(日) ドロップ






赤い坊主頭の成宮が観たかったんです。あと、ついでにドロップの話の内容はどんなものなのかと(そっちがついでか)

金髪の水嶋ヒロの外見は余り好みではないので。
っていうか、こいつらで中学生って大概無理があるよね。中学生には見えないけどそういうことにしておけ、みたいな。

ちょろちょろと現れる吉本の方々が面白かった。フジモトが教師役で出てきたときには似合うなあと思ったけど。赤いジャージ姿が妙に似合う。

似合うといえば、上地のニッカポッカに地下足袋で白い手ぬぐいを頭に被ってる有様はぴったりですね。この男は工事現場で作業中がよく似合うと思う。そんな顔をしている(笑)

成宮は非常にヒロシっぽかったです。口が達者で臆病で、痛いのが嫌いだからなるべく喧嘩を回避すべく口を出すんだけど、最終的にはびびりながら突っ込んでいくっていうのは、少年漫画的に有効。
見た目も可愛いしね!でも、Tシャツから覗くあの腕、あの胸板。喧嘩強そうに見えるけどなあ(苦笑)いい躰してるんだよねー彼。その成宮と比べると、水嶋ヒロの躰はえらい貧弱に見える。あれでもサッカーやってて国体選手だったんだからもうちょっと肉ついててもいい感じはするけど、薄っぺらいんだよね。ごつい水嶋も嫌だけどね。

赤城くんと加藤くんは、そのうちお友達になるんだなあとは思ったけど。赤城くんの礼儀正しさにはちょっと笑った。
二人の自己紹介シーンで思いっきりガンダムな話題使ってたけど、最近の子たちはわかんないんだろうなあ。白い戦士と赤い彗星だなんて。「誰が量産型だ!」は私的に名台詞だと思う。
それにしても、加藤役がレイザーラモンHGでびっくり。凄い躰してるんですね、さすが現役。つうか、あんな顔してたっけあの人。

宅配便業者役河本とのシーンでの、成宮の遣り取りはうまいなあと思った。小さな動きで河本との駆け引きを作ってる。

宮川大輔には暫く気付かなくて、どこかで観たことあるなあと思ってたんだけど、きっと眼鏡がないとわかんないんだよ。…あれ、眼鏡してたっけどうだったっけ…。

テルくんは、ろくでなしブルースの島袋を彷彿とさせますね。柔道の使い手なところもそのまんま。原作読んでないし漫画も読んでないからわかんないけど、そういう裏話ってないんですかね。

遠藤憲一さんが達也の父親役で現れたときは、他の客が許してくれるなら拍手したいところでしたけど。
白いシャツに白いステテコ姿で、腕には刺青メイク。そして元ヤクザな遠藤さんなんて、大好きだ!クローズゼロの時も喜んじゃったけど、遠藤さんのヤクザってはまるんだよねえ。今回は元ヤクザってところがいい。派手な刺青であの顔だなんて、もうヤクザにしか見えない(褒めてます)
子供の喧嘩にしゃしゃり出て、金属バット振り回してるところなんて楽しすぎてやばい。

そこへ、止めに来た刑事として哀川翔さんだなんて、観てるこっちは嬉しすぎてたまんないんだけど。
この二人の掛け合いも絶妙で、ちょっと困ったおっさん二人が可愛いのなんの。

ヒデくんの死の場面、病院での遣り取りはイマイチだったなあ。何か足りない気がする。余り死んでいく悲哀がないっていうか。
身動きひとつしない上地は頑張ってたなあと思うけど。あと、あの涙のタイミングはうまい。
益岡さんが医者だってところでもう緊張感が抜けたんだよね私の中で…。

全体的にコミカルで、アクションシーンが盛り沢山で、泣かせるところもちゃんとある映画に作ってました。

アクションは結構しっかり作ってあって、良かったと思う。CGでなくてフルコンタクトらしいから。実際当ててるからこその迫真の場面。
ハイキック、回し蹴りのスピード感がいい。そして、水嶋ヒロの足もよく上がる。

ヒロインの子は好みじゃなかったなあ。可愛いけどそれだけな感じ。女から見たら、作ってそうな空気を感じないこともない。

水嶋ヒロのあれだけキレてる演技もそうそう観ることはないだろうから、珍しいものを観られた気分かな。メイちゃんの執事が終わった直後だから余計にそう感じるのかもしれない。真逆に位置する役どころだしね。

品川は初監督らしいけど、よく作り上げてると思う。個人的好みとしては、合間合間に挟んであった漫画のコマが邪魔だったけど。場面転換や時間の経過を表すには丁度良かったとは思うけどね。原作と、漫画と、映画は基本的には別物なので、引用しなくてもよかったんじゃないかと思ったりする。



結論。
品川庄司が出ていたことに最後まで気付きませんでした。






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