生田斗真と熟女の絡みを観に行ってきました。
……けれど、期待したほどなかった!濡れ場が!(笑)
ジャニさんとこ所属で人気のある俳優だから、そんなにある筈がないんですけども。でもできればもう少し、PG12がつくくらいだったらなあと思うんですよ。
幼い頃から女に囲まれて、成長しても女を引っ掛け続けて、アル中ヤク中女にだらしのない死にたがりでした。
時代が時代なので、着物の女性ばかりで非常に楽しい画面でした。
原作には出てこない中原中也が映画に出すのは反則のような気がしてたまりません。 相変わらず小っさいな、と正直思いましたが、幸薄そうな森田はよかったです。自分の死期が近づいてきてる時の、鎌倉のトンネルシーンでの森田がいいですね。あの線香花火は中原の命がもうあと少しっていう意味合いで使ったのかなと勝手に思ってます。 でも中原は反則だよ(まだいうか)
葉蔵の金の出所は一体どこだろうとずっと考えていたのですが、兄に無心してたんですかしてたんですねきっと。堀木にとっ捕まってからは坂を転がり落ちるように転落した人生でした。しかし伊勢谷って、最初から伊勢谷だって知ってなきゃ見逃しそうな顔してるなあ。
寺島しのぶ、小池栄子、石原さとみ、室井滋、三田佳子と忙しい、女の変遷です。 坂井真紀は葉蔵に片思いだったのであんまり関係なかった。出番も少なかった。 一体何をどうやったらそんなに次々と女性を落としていけるのか、コツなどあれば知りたいものですよほんと。
寺島しのぶと濡れ場があると何故か信じていたのですが、実際にあったのは室井滋とのキスシーンでした。 室井滋を押し倒して押さえつけてキスを迫る生田斗真って構図は凄くないですか(笑) 最後の女三田佳子と、裸体の生田斗真も凄いと思いましたけど。
お姉さま方は楽しい撮影現場だったんでしょうねー 主演のわりに生田はたじたじな感じだったんじゃないかと思うんだけど。
堀木の父親役に麿さんがいたのにびっくりしました。この人も、忘れた頃にふっと映画に現れるなあと思う。
葉蔵と堀木が悪と罪の違いについて話をしている時の背景は絵だなと凝視しました。スタジオにセット作ったんだなと。
良子は浮気、なんだよねあれ? 煙草屋前で粉掛けてきてたあの男じゃないかなと一緒に見に行った友人に言われましたが、そこまで見ていませんでした。
無音になるシーンがちょこちょこと挟まれるので、空腹時に観に行くと腹の虫の音が響き渡ると思うので、それには注意した方がいいかと思います。
この手の話の割に、カメラ割やら構図やらに変化をつけて撮っていたんだろうなと思いました。苦労が滲んでる気がする。動きがないから単調になりやすいんじゃないかと。
子役の男の子が可愛らしかったです。
結論。 マザコンかな?
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