えろいろにっき

2002年12月24日(火) せっくすとにほん

今日はクリスマスイブ。
こんなしょーもない日記を書いていて良いのでしょうか。
良いのです。
業の肯定。これがこの日記のテーマですから。

さてさて、日本は射精産業が発達していてホント助かります。
これがなかったら俺なんかどうしようかと思うね。
外国人が日本に来るとセックス関係の店が
あまりにおおっぴらに日常生活と隣合わせにあるから
びっくりするらしい。

しかし数ある風俗でも、吉原ってところは
やっぱり歴史が違うわけで、俺なんか、そこにも惹かれてしまう。
なんせ吉原の前身が出来たのが1600年初めくらいだから、
アメリカ建国(独立宣言)なんかより全然前なわけですよ。
何もアメリカを持ち出すこともないのだけれど、
やっぱり一国の歴史より古いってのはすごいなあと単純に思うね。

そもそも古事記では
日本はセックスで出来たっていうことになっている。
高校生の頃は、古事記なんて「日本最古の歴史書は?」
という問いに対する答え程度の存在でしかなかったけれど、
最近ちょっと読んでみたら実は結構おもしろい。

イザナミノミコトとイザナギノミコトがセックスして
日本が出来たことになってるんだけど、
その時のやりとりが傑作で、現代語に訳すと、

イザナミ 「私の体はすっかり出来上がったのですけれど
一ヶ所足りない部分があるの。」
イザナギ 「僕の体もすっかり出来上がったのけれど、
一ヶ所余ってるところがあるんだ。
これを君の足りないところに差し込んでみて、
国をつくろうと思うんだけど、どうだい?」
イザナミ 「それはいいですね。」

だって。のんきなもんです。で、「まぐわう」のだ。
「まぐわう」って古い言葉なんだねぇ。
もちろん、セックスの産物として国ができるっていうのは
神話として自然な発想だけど、そののんきさがね、
ズッコケですよ。

こんなんで日本ができたことになってるわけで、
風俗産業が発達しても不思議はねえよなあ
って思うのは俺だけか。


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