本日、『野球日記』にデビューしました「みのる」です。 http://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/diary/diary.html
西武ライオンズの勝敗によって、その日の気分が決まるというほど、大の西武ファン。いま、25日の午前1時過ぎ。中村ノリにサヨナラHRを打たれてから、7時間が過ぎようとしている。日曜日のロッテ戦で、カブレラが起死回生の逆転サヨナラHRなんぞを打ってしまったがために、「西武逆転優勝」という叶わぬ夢を見てしまい、その反動から、現在のショックは相当なもの・・・。 私の好きなものは、西武、高校野球、東海大学、東海大相模、桐光学園、東林中学など。「東林中学? 何それ?」と思った方、私の日記を読み続けてください。読めば分かります。では、今日は少し紹介。 いま、高校野球ファンの間では、「遊学館」という高校が注目を集めている。石川県の星稜中学を率いて、3度の中学野球日本一になったこともある山本雅弘先生が、今春から遊学館高校の監督に就任したからだ。部員は全員1年生。しかし、6人が中学時代に全国優勝を経験したつわものたち。山本先生を慕って入部したとのこと。遊学館は今夏、1年生だけでベスト4に進出。そして、昨日まで行われていた石川県秋季大会では、星稜や金沢といった強豪を破り、石川県を初めて制す。 山本監督のように、指導の場を中学野球から高校野球へ変えたといえば、今年甲子園を沸かした宜野座の奥濱正監督や習志野の椎名勝監督がいる。彼らは中学野球で実績を残し、高校からその手腕を注目され、引っ張られてきた。山本監督ら三監督に共通する点は、中学の部活動、つまり軟式野球で実績を積み重ねてきた人たちである。軟式と硬式に、「大きな指導方法の差はない」と言うことだろうか。 さて、そこで東林中である。チームを率いるのは佐相真澄先生。「かなり怖い」と野球部員は言う。10人いたら、10人がそう表現する。事実、恐ろしく怖いらしい。しかし、中学野球の実績は相当たるもの。赴任した中学を、必ず全国大会に導いている。過去最高成績は、3年前の夏、全国大会ベスト4である。 佐相先生をよく知る人は言う。「先生が高校野球の監督をやったら、絶対に甲子園に行ける」。いまのところ、高校野球に身を投じる話は全くないのだが、いずれその手腕を高校野球の世界で見たい。 マスコミでは、全く報じられることのない中学野球。けれど、高校野球で活躍する多くの選手は、中学時代良き指導者のもとでプレーをしてきている。彼らのプレーの基盤を作ったのは、中学の指導者と言ってもよいのではないか。東林中学を通して、この日記で、中学野球の現状を伝えていければと思う。
|